【名探偵コナン】夢色traveler12【短編集】

それは未来に繋がる授かりもの【優奈:フリー】2 ページ15

ナタリー｢前に航から聞いたんだけど、もしAちゃんが本当に問題ないって言うなら、毎日じゃなくていいわ……時々でいいからシッターさん頼んでもいい？｣






『ファ！？』






伊達｢あの時の会話の流れ的に冗談だったのかもしれねぇが、実際面倒見良いし、子供も好きだろ？頼めないか？｣






確かにそんな会話をしたのは覚えてる。(※夢色traveler〜Last Flight〜参照)



そして、航兄さんには悪いけど、割とマジだったwwww



でも私が持ってる経験は向こうの世界で近所の子供を少しの時間預かったり、遊び相手になったり、預かり時間が短くて簡単な内容だった。



シッターを名乗れるようなプロでもなければ、資格も持ってない。






『すごく信頼してもらえてるのは素直に嬉しいけど、私はプロじゃないよ。』






伊達｢そんなの百も承知だ。それをわかった上で頼んでる。｣






ナタリー｢資格と技術をもった知らない人よりAちゃんがいいなって、航と二人で話して決めたの。｣






そう言って優しく微笑む二人。



ちょっと待って……シンプルに泣きそう。



まさかここまで信頼してくれてるとは思わないじゃん！！



プロより私がいいって……二人の大事なお子さんだよ？



そんな大事な存在を預けるなら私って……この上ない名誉なんだけど！！






ナタリー｢ダメかしら？｣






う“っ“！！美人の上目遣い追撃……！！






伊達｢まぁ、そのなんだ。正直、まだまだ先の話だ。時間はたっぷりあるから少し考えて欲しい。｣






『…………わかった。ちょっと真剣に考えてみる。』






伊達｢おう。ありがとうな。まぁ、そうじゃなくても少しナタリーを気にしてやってくれないか？できるだけ俺も手伝いはするが、どちらかと言うと居ないことが多いのが事実だ。そういう時はナタリーを助けてやってくれ。｣






『それはもちろん！！私でよければ、家事代行、買い物代行なんでもござれ！！是非貴方様のパシリに！！』







伊達｢過剰になってる！！ナタリーが引くから落ち着け！！｣






ナタリー｢ふふっ。パシリになんてしないわ。だってAちゃんは私の大事なお友達だもの。」






『ヴァ“！！…………い、生きてて良かった(泣)。』






伊達｢おいおい、大丈夫か？｣






“ちょっと真剣に考えてみる“とは言ったものの、多分結果は“OK“になると思う。



だって実際、とっても嬉しいんだもの。

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