夢色traveler「絶海の探偵」

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『うん、存在は知ってたけど、救命胴衣を着たの初めて。』






諸伏｢まぁ、本来ならば着る機会が無い方がいいものだからね。｣






萩原｢でも、海レジャーとか娯楽でもで着たりするよね？｣






松田｢お前、バナナボートとか乗ったことないの？｣






『本当なら乗る機会あったんだけど、その時は中止になって流れたんだよね……。』






伊達｢どういう意味だ？｣






『高校時代の修学旅行でね、沖縄に行ったの。３泊4日だったんだけど、3日目に好きなツアーを選んで1日楽しむ日があったんだ。前もって希望を出しておくので、海レジャーを満喫するツアー選んでたんだけど、まさかの初日から台風ぶち当たってて、海レジャーのツアーの日には過ぎ去ってたんだけど、海はまだ荒れてて、見事におじゃん。他のツアーに流れる形になっちゃったから、着てないの。』






伊達｢なんというか……不幸だったな……。｣






『美ら海水族館行けたからよし！！(サムズアップ)』






いやぁ、懐かしい思い出だなぁ……。



実はめちゃめちゃ悩んだんだよ。



ツアー内容は海レジャーが断トツ楽しそうだったんだけど、そのツアー選んじゃうと、行ってみたい場所NO.1だった”美ら海水族館”には行けなくて、他のツアーを選べば行ける。



ってので、結構長い時間悩んだ、海レジャーを取るか、”美ら海水族館”を取るかでwwww



確かにおじゃんになって軽く凹んだけど、”美ら海水族館”堪能したら、どうでも良くなったよねwwww






『海風気持ちいい！！』






松田｢さっき、訓練で撃ってたのはこの砲台だな。｣






伊達｢やっぱ近くで見ると迫力違うな。｣






萩原｢デケーーー！！カッケーーー！！｣






安室｢感想小学生ですか……(汗)｣






男性ってやっぱりメカとか憧れるのかね。



でも、確かに女性目線で見てもカッコイイ。



あ、待って。私が特殊なだけかもしれないから”女性目線”ってのはナシ。



私の個人的な感想としよう。



砲台がかっこいいのはもちろんさながら、私はどっちかって言うと…………。






『(隊員さんカッコイイ！！やっぱ制服っていいよねぇ〜♪)』






色んな人が隊員さんと一緒に写真を撮っていた。



みなさん快く対応してて、敬礼のポーズしてくれてる。



ファンサ上手いかよ……。



思わずガン見してしまい、1人の世界に入り込んでしまっていたせいで、背後から人が近づいてきていることに気づかなかった。

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