夢色traveler「絶海の探偵」

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歩美｢そうだよ！！何とかしてよ！！｣






元太｢海の名探偵なんだろ！！｣






コナン｢(”海の名探偵”！！そうか！！このイージス艦のレーダーなら！！)｣






立石艦長｢本艦は”ひとななまるまる”(17:00)をもって遭難者救助を専門機関に委託、舞鶴港へ帰港。｣






コナン｢電波時計だ！！蘭は電波時計をしてる！！このイージス艦ならその電波ぐらい拾えんだろ！！光彦！！あの時計完全防水だったよな！？｣






光彦｢っはい！！｣






コナン｢電波の受信時間は午前と午後の5時ジャスト！！艦長時間が無い！！早く！！｣






立石艦長｢直ちに電波探知装置用意！！午後5時まで残り1分40秒。行けるな！｣






隊員｢やってみせます！！｣






コナン｢(頼む！！間に合ってくれ！！)｣






館内に緊張感が走る。



もはや、見つける手段はこれしかない！！



カウントダウンと共に電波が発せられたが……。






立石艦長｢反応は！｣






隊員｢捜索範囲内に反応は、ありません。｣






目暮｢そんな！！どうして！！｣






隊員｢もしかしたら、電波を受信する腕時計が既に海の中に沈んでいるのかもしれません。｣






コナン｢(…………蘭。嘘だ……そんなこと有り得ねぇ！！)｣






”どこにいても必ず見つける”と、約束したじゃねぇか！！



新一の頃の記憶が流れる。



蘭だけじゃない！！Aさんだって！！



電波時計が最後の希望だったのに！！



俺が謎解きしてる間に2人は！！






コナン｢らーーーーーーーん！！！！！！｣






隊員｢！！まさか！！微弱ですが、電波を探知！！どんどん強くなってます！！｣






コナン｢蘭だ！！蘭はそこにいる！！ヘリを向かわせて！！｣






立石艦長｢直ちに哨戒ヘリを急行させ！！」






隊員｢了解！！目標座標、本艦より北西4km、北緯36度4分、東経135度！！SHは直ちに捜索ポイントに向かわれたし！！｣






ヘリ｢了解！！直ちにポイントに向かいます！！まもなく捜索ポイントに到着します！！｣






レーダーに反応があったんだ！！蘭は必ずそこにいる！！






ヘリ｢捜索ポイント直上にですが、視界不良です。その上西陽による波の反射が酷く、日没までに発見するのは困難かと！！｣






コナン｢(……反射？)っねぇ！！その反射、1箇所だけ凄くキラキラしてる場所があるんじゃない！？｣






ヘリ｢えっ……えっと……。｣





藤井｢どうなの！答えなさい！！｣

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