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プラチナのジェットに乗って (Ren.N) ページ40

大吾「よろしくね?まゆちゃん」

正門「やっぱめっちゃべっぴんさんやんな」

『ちょい〜お前らそういうのいらんから。
はい、足よぉ洗ってからリビングな?』

〜〜〜〜〜

廉から毎日のように聞かされていた
名前の友人達が今私の目の前にいる

今日は正門くんが持参してくれたたこ焼き器
でたこ焼きパーティー

関西人の彼らはやっぱり話も
たこ焼きを作るのも上手だった

お酒も入り軽く酔っている彼らは
中身のない会話でずっとケラケラしていて

こうして自分のことを仲のいい友達に
紹介してくれるのはとても嬉しいことだ


『なぁ〜正門〜』

完全に酔っ払って、
舌足らずな彼氏を見つめながら
シンクに溜まった洗い物を進める

「はぁ、」


大吾「随分大きなため息やな?」

まさかここに居るなんて思わなくて

「あ、いや別にそんな、、」

突然のことに動揺を隠せない

大吾「俺、ずっとまゆちゃんに会いたかってん 。廉が毎日のように俺らにまゆちゃんの
話すんねん。まあまあ、うっとおしいで?(笑)」


気さくな大吾くんは、想像通り
柔らかな雰囲気を持っていて


ちょっとでも大吾くん達のことを
悪く思ったことに、心がちくりとする


大吾「なんでそんなバツが悪そうな顔してるん?」

何だこの人、エスパーかっ

「あ、、いや、、笑わないで聞いてね?」

大吾「おん」

「いつも廉が楽しそうに話してくれる
大吾くんや、正門くんのこと会ったこともないのに、私も好きになって。
だけどふとたまに、この人たちは廉と住む世界が同じなのに、私はどうして住む世界が違うんだろうって、、勝手に嫉妬してたの。
だから...そんなふうに思う自分に嫌になって」

大吾 「はははっ」

「やっぱ笑う、、」

大吾 「ちゃうって!ごめんごめん(笑)
そうやなくて。俺も全く同じこと思っててん。廉の原動力になってて俺らでは出来ない廉を支えてる子はどこのどいつやって?ずっと思っててん。」

「うそ、、」

大吾 「俺ら似たもの同士やんな?
あ!!でも!俺は女の子が好きやからな?
それだけは忘れないでな!」

何故か焦ってそういうの大吾くんは可愛いらしくて


大吾「俺らめちゃくちゃいい
友達になれると思わん?」

「うん、そんな気がする!」

大吾「よし・・じゃっ俺ら帰るわ!」

「え!もう?」

大吾「おん。俺らの役目は終わった!
正門〜帰るで〜」

一瞬にして、跡形もなく消えた2人を呆然と見送った

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作者名:oyasumiico | 作成日時:2018年5月12日 16時

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