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言い訳は10文字以内で (S.h) 2 ページ24

海 「でね!そのあと廉がさ、なんで俺やねん!
ってめっちゃ怒ってさー大変だったんだよ?」

『あはは 廉くん不憫で可愛そうだよぉ』

クレープを口いっぱいに頬張る
海ちゃんは、表情をくるくる変えて
身振り手振りで、海ちゃんと仲良しで
紫耀ともよく遊んでいるサッカー部の廉くん
の話を面白おかしく話してくれた

さっきまで不機嫌丸出しの紫耀は
甘党なだけあってバナナと
チョコレートと生クリームの
クレープに必死なようで...

( 海ちゃん、クレープ屋さんをえらんでくれて
ありがとう、、)

海 「ねぇ!この後カラオケ行こうよ!」

『あ〜しばらく行けてないなぁ!
いいよ!行こっか』

紫 「なぁ、海人。お前今日家に叔母さんくるから
早く帰らないとって言ってたよな?」

海 「え、そんなこと言ってな」

紫 「言ってたよな?」

海 「言った、、かも...ごめんまゆちゃん
カラオケはまた今度行こっか?」

『そっか、うん!気をつけて帰ってね?』

海 「あはは 僕は男の子だから大丈夫だよ?
まゆちゃんこそ気をつけてね?」

紫 「かいーとぉ?」

海 「あーあはは。そろそろ帰らないと!
ごめんね!ばいばーい!」


そう言って帰っていく海ちゃんを見つめながら
どうやって紫耀のご機嫌を取ろうか考える

『紫耀?・・怒ってる?』

紫 「はぁ、、、」

恐る恐る聞くと小さくため息を漏らす紫耀

紫 「ごめん、無理だわ。」

『へ?』

紫 「行くぞ」

残ったクレープを一気に口に入れて
私の手をとり歩き出した紫耀

『ちょ、どこ行くの?』

紫 「おれんち」

『え!』

紫 「まゆのせいだからな」

すると突然前を歩いていた紫耀が立ち止まり
紫耀の背中にぶつかる

紫 「いい加減、自分が可愛いことに気づいて?
お願いだから...」

そう力なくいった紫耀に驚いたのも束の間
表情は一気に変わって

紫 「まじで今日覚悟しろよ?優しくできないから」


これから行われることを想像して
頭が沸騰したのはいうまでもない

ため息にキスして (Ren.n)→←言い訳は10文字以内で (S.h) 1



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作者名:oyasumiico | 作成日時:2018年5月12日 16時

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