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ショートケーキ (S.h) 2 ページ20
そんな彼女の手を無意識に取ると彼女の
背中は冷蔵庫にぴったりくっついた
紫 「壁ドンしちゃった... 」
『ちょっ...どいてよ、』
自分でも無意識に冷蔵庫へと
追いやっていたようだ
想像以上の近さに胸の鼓動が
聞こえないか不安が募る
だけどここは男を見せるんだ、俺
紫 「どいてほしいか、
またキスしてほしいかどっち？なぁ...答えて」
我ながらいいスイッチが入ったと思った
もう彼女に逃げ道はないだろう
そう思った時
少し背伸びをした彼女は
俺の後頭部を掴んで
甘くとろけるキスを落とした
『ふっ...ご馳走さまっ』
俺の予想をはるかに超えてきた
出来事に、頭がクラクラする
きっと今俺の顔は真っ赤なイチゴ色に染まってる
彼女はショートケーキよりも
甘くほろ苦い味がした
明日、会社休みます。 (S.h) 1→←ショートケーキ (S.h) 1
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作者名：oyasumiico
| 作成日時：2018年5月12日 16時
