all cats are grey in the dark ページ7
その頃、裏口のゴミ置場付近では
背中を丸める1人の男の姿
S たくさん食えよ?
( みにゃ〜〜〜 )
珍しい銀色の毛並みの猫に食料を与えているのは先程話題に上がっていた、ショウだった
S 美味しい?よかった
ショウのいるところにコツコツヒール音を響かせて近づいて来る1人の女性
S おかえり?おはよ?
「はよ、」
S あんま口うるさく言いたないけど、連絡なく朝帰りは心配する
「ん、ごめん」
S またあの人のところ?
「・・うん」
長いストレート黒髪をなびかせて
化粧っ気のない素顔の彼女は
バツの悪そうな顔を向け、そのまま室内へと入って言った
S 心配する、か...
自分が発した言葉に自嘲し、
眩しい朝の太陽に目を細めた
再び視線を下に戻すと
気持ちよさそうに全身を伸ばす子猫
S お前は気楽そうでいいな〜 俺も腹減ってきたな、また明日な?
ショウの言葉に答えるかのように
小さく鳴いた子猫はぷいっと体の向きを変え歩き出した
A small poison that has been deceived by the love→←don't hold out on me
169人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
oyasumiico(プロフ) - ゆかぴさん» 返信遅くなって申し訳ありません!久しぶりに更新させて頂きました!ノロマ更新になるかと思いますが、、是非読んでくださると嬉しいです^^ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぴ(プロフ) - これは更新されないんですか?面白いです (2019年6月7日 9時) (レス) id: 5eaf1cb74a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:oyasumiico | 作成日時:2018年9月4日 0時