Better late than never ページ19
G「この雑誌の特集、急成長を遂げる会社の経営者な数人インタビューされてるの。これが真崎って男」
S「IOSカンパニーか...」
「表向きはコスパがいいイタリアンチェーン店を手がける飲食業で、確実にフロント企業ってところね」
R「こいつらとキングの関係も気になるところやな。なんでこんな赤ちゃんを襲おうと?」
みんなの視線は、先程の騒ぎを微塵も感じさせない穏やかな寝顔へ
K「とにかくこいつらやっつけて、
キングが平和に暮らせるようにしないと!」
R「動くのにも収入源がないとな。
ってことで澪、早速仕事や」
「はあ?私?」
R「まあ仕事言うても、美味しいものをたらふく食べられるっちゅう、夢みたいな仕事やで?」
「何その怪しさしかない仕事」
R「ほれ」
そう言ってレンはポケットからチケットを2枚取り出した
「え!カールストーンズのオープンディナー招待券?!どうしたのこれ!」
一瞬にして澪の目がきらきら輝く
R「とりあえず、美味しいもの食ってこい。
相方は、ショウ。頼むわ」
S「おう、」
「こないだ買ったワンピース着ちゃおっかな〜♡」
R「今日は若き起業家とそれを健気に支える美人妻って設定でどうや」
レンから手渡されたのは、数枚の名刺
R「神楽木晴と、神楽木凛。頼んだで。
美人妻さんっ」
「ふっ、、任せな」
クスクスみんなが笑っていることも知らず
ルンルンで自室へと戻って行った澪だった
________
「やっぱ、ショウって馬子にも衣装って言葉がピッタリよね。本当に若き敏腕起業家に見える」
黒のストライプ柄のスーツをビシッと着こなし、
髪の毛を少し濡らしてオールバックにしたヘアセットは凛々しいショウの眉毛が強調されて、いつものふわふわしたショウはどこにもいなかった
S「澪もそのワンピース、よく似合ってるよ」
背中がガッツリ空いたシルクのワンピース
久しぶりのおめかしだ
S「俺たち夫婦だからな」
そう言って、真っ赤なリップを塗った
唇をショウの指が撫でる
Y「お前ら〜俺らいること忘れんなよ」
J「俺の方が敏腕起業家向いてると思うけどなぁ」
運転席に座るユータと、助手席に座るジン
小さく咳払いをし、ショウから距離を少し取ると
耳に差し込んだ小型の通信機のボタンを入れた
Everything happens for a reason→←Keep your friends close, but your enemies closer
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oyasumiico(プロフ) - ゆかぴさん» 返信遅くなって申し訳ありません!久しぶりに更新させて頂きました!ノロマ更新になるかと思いますが、、是非読んでくださると嬉しいです^^ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぴ(プロフ) - これは更新されないんですか?面白いです (2019年6月7日 9時) (レス) id: 5eaf1cb74a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:oyasumiico | 作成日時:2018年9月4日 0時