Once I made a decision, I never thought about it again ページ12
K「そうだ！この子に名前つけてあげようよ！」
J「赤ちゃんって呼ぶのもな」
「ねえ、それまで多数決で決めるとか言わないよね？」
K「澪、冷めすぎだよ〜」
「正常運転ですけど。
悪いけどそこまで付き合えないわ」
そう言ってリビングを出て行った澪
G「まあ、子供嫌いの澪にしては
だいぶ頑張った１日じゃない？」
Y「まぁな。でも俺はもうちょっと
優しい子に育てたつもりだったんだけどな」
R「ちょっと俺、様子見てくるわ」
リビングを後にして澪の後を追ったレン
を追いかける1人の男
S「レン。澪の朝帰りのこと...
あんま攻めないでやって」
R「せやけど、」
S「心配してる気持ちは俺だって
一緒だ。ただもう少し見守ってやろうぜ。
な？」
ショウはいつだって、誰よりも
大人で、澪のことを信じている
R「わかった」
S「さんきゅ。澪のこと、頼むわ。」
来た道を戻っていくショウを見つめ
澪がいるであろうベランダへと足を進めた
_____
REN side
R「いつからタバコなんて、」
縁側に腰掛け、タバコをふかす彼女は
絵になっていた
いつの間にタバコなんてもの覚えたんだ
慣れた手つきでタバコをふかす姿に
しばらくその様子に釘付けになった
「説教なら後にしてくれる？」
ひとしきりタバコをふかし終わった澪は
くるりと俺の方へと向く
R「気づいてたん？」
「背後に誰かがいることくらい
わかってないと、私達とっくに死んでるでしょ？」
R「それもそうやな」
ゆっくり澪のとなりに腰掛けると
膝を抱えて小さく縮こまる澪
R「寒くない？」
「大丈夫」
久しぶりの澪との2人の空間
R「髪の毛、、伸びたな」
黒髪でサラサラな髪の毛は
胸下まで伸びていて、前髪も
耳にかかるくらいまで伸びきっていた
「くすぐったいよ...」
髪の毛を指ですくっていると
くすぐったそうにする澪
「さっきの態度は、、
感じ悪かったなって反省してるよ。」
R「どしたん？いきなり」
「その事言いにきたんでしょ？」
上目遣いで、そう言う澪が
愛おしくて、思わずクスッと笑ってしまった
「なんで笑うの...」
R「なんでもないで。
そんなことより...もうすぐで、あの日だな」
「うん」
俺たちは、全員、一度死んで生き返ったも同然
変えられない過去を
振り返ることなく生きている
しかし、ある1日だけは必ず全員で振り返る
そんな1日をもうすぐで迎えようとしていた
Freedom is not worth having if it does not include the freedom to make mistakes→←This world is but a canvas to our imaginations
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oyasumiico(プロフ) - ゆかぴさん» 返信遅くなって申し訳ありません！久しぶりに更新させて頂きました！ノロマ更新になるかと思いますが、、是非読んでくださると嬉しいです＾＾ (2019年7月15日 23時) (
レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぴ(プロフ) - これは更新されないんですか？面白いです (2019年6月7日 9時) (レス) id: 5eaf1cb74a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oyasumiico
| 作成日時：2018年9月4日 0時
