神宮寺 × 月宮 (past story) 3 ページ34
あの日、何を思って涙を流していたのか
理由はわからない
そんなことを思い出していると
あっという間についた海岸
目についたスペースに駐車し
だれもいない海岸へと足を進める
『今日すごい良い気候だね〜
眠くなってきちゃった』
そう言って砂浜に腰を下ろしたまゆの
隣に俺も座った
『月宮スペシャルブレンド〜〜！』
最近紅茶にハマってると言っていた
月宮はポットとコップ2つを取り出し
紅茶を注ぐ
『はいっ 美味しいから飲んで？』
神 「ありがと」
『どう、、？』
神 「ん、うまい！」
『よかった〜〜』
神 「なぁ、」
『ん？』
紅茶のお代わりを注ぐまゆは
こちらに気を止めることなく
美味しそうにお代わりに口をつける
神 「なんで今日ここにきたの？」
『え？あーなんか最近神が疲れてそうだったから？』
予想外の答えが返ってきて
思わず動揺が隠せない
『あれ、、違った？わたしにはなんだか疲れて見えたの。んふふ、ただ老けただけだった？』
茶目っ気たっぷりにそう返してきた
彼女から目を反らせなかった
確かに最近の俺は、はじめてのドラマ主演
という大仕事の重さに知らないうちに
いっぱいいっぱいになっていたのかもしれない
神 「でもなんでここ？」
『なんか神のこと考えたらここが思い浮かんだの
やっぱり海っていいね〜〜 なんか開放的になれる気がする』
隣で大きく深呼吸をするまゆは
呼吸を整えてこちらに向き直る
『神がみんなや私を心配してくれるのと
同じで、みんなも私も神のこと
心配してるからね....
さっ！いまから〜〜あそこまで走って先についた人に肉まん奢ります〜〜よーい！どん！』
神 「あ！ちょっと」
・・・・
『あはは〜神くん肉まん奢りでーす』
神 「今のはずるいじゃん」
『いえーい！到着！
じゃあ私は肉まんとあんまんのダブルで！』
神 「それは食い過ぎだぞ、」
『いいじゃん〜〜っ』
彼女はどこまでも強くて
どこまでも儚い
そんな彼女の隣で
夢を追い続けたいと
強く思った1日だった
DESHIIRI 〜月宮チアリーダーになる〜 レポ→←神宮寺 × 月宮 (past story) 2
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レナ(プロフ) - 今更なんですが少クラポリスのやつ小瀧なのに小滝になってますよー (2019年7月17日 6時) (
レス) id: 530767d994 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんpart２感想書く欄ないですよ移行おめでとうです (2018年12月31日 8時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
oyasumiico(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうございます！そして、嬉しいです＾＾ 2へと続いてますので、ぜひそちらも遊びに来てください〜！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - この小説大好きです。 (2018年10月14日 19時) (レス) id: ead61df16f (このIDを非表示/違反報告)
oyasumiico(プロフ) - あやぴさん» ありがとうございます＾＾2人の独特な雰囲気をもっとだせたらな〜と思います> <また覗きにきてくださいねっ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oyasumiico
| 作成日時：2018年8月15日 15時
