RIDE ON TIME #1 (月宮)2 ページ15
「ワンツーで右手あげます、そのまま足クロスでボックスふんで〜」
この日はメンバー全員でライブリハ
その中で体に違和感を感じていたのは
メンバー紅一点の月宮まゆ
マスクで表情が見えない彼女の足取りが明らかにおかしかった
廉「まゆどないしたん?」
「何が?」
廉「歩き方変やで」
「、、そう?」
紫「見せろ」
「、、っきゃっ!」
平野は、突然月宮をお姫様だっこする形で持ち運ぶ
「ちょっと離して!」
紫「うるさい」
ジタバタ暴れる月宮に鋭い一言
椅子に月宮を座らせ、ゆっくり靴を脱がせる
「いった...」
岸「うわぁ、腫れてるじゃん」
「・・・」
神「休もうな?」
海「まゆちゃん、とりあえず安静に」
「ごめんなさい」
そにには、目に涙を溜めて、メンバーのリハな様子を眺める月宮がいた
カメラが次に月宮の方向を向いたときには、
彼女は部屋から出て行っていた
_____
リハ会場からすぐの外のベンチ
彼女の背中はとても華奢で小さかった
「どうされたんですか?」
「あ、見つかっちゃった。
実は、アクションの練習中に足を捻挫しちゃいました。もう本当情けないし、みんなに迷惑かけちゃいました、、」
苦しそうに無理して笑う彼女は、儚い
ティアラと称される彼らのファンは
彼女を「儚い」と例える
「こんな姿、ジャニーさんに見られたら
笑われちゃいますね」
彼女の横顔を見て、その意味が分かった気がする
「すぐ戻るので今は1人にしてもらえますか?」
カメラの奥に捉えたその瞳は小さく揺れていた
_____
「あれ?月宮さんは何を?」
ものの10分後、彼女は
リハ会場に戻っていた
彼女の周りをスタッフが囲み、
彼女はなにやらホワイトボードに書き込み、
周りの人たちに説明している
髪の毛を下ろして、キャップをかぶっていた彼女は、マスクをとり、おでこ全開のお団子ヘアに変わっていた
神「廉と、俺と岸くんとまゆのユニット曲があるですけど、その演出させてほしいってまゆからお願いされまして。
今、自分にできることはそれだから。とのことで。」
「そうなんですね」
岸「たくましいっすよね。男の俺でさえ、惚れ惚れしますもん」
もう彼女の瞳は揺らいでいない
廉「あいつは、すっげぇっす。やっぱ」
男グループ紅一点、
月宮まゆはさらに進化していた
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oyasumiico(プロフ) - 美紀さん» お返事遅くなりました(><)ありがとうございます。美紀様もお気をつけくださいね。また遊びに来てください〜! (2019年12月5日 7時) (レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年11月29日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
oyasumiico(プロフ) - dmeenioさん» わっ嬉しいなぁ〜こうなったら、他のメンバーの沼にも落としたいです。(笑) 画像付き需要あるんですね!意識して更新しちゃいますね〜!!^^ (2019年11月28日 23時) (レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
dmeenio(プロフ) - 廉くん推しつつ紫耀くんに浮気しちゃってます……(笑)画像付きのお話大好きです!インスタも楽しませて頂いてます! (2019年11月28日 17時) (レス) id: a60411acd1 (このIDを非表示/違反報告)
oyasumiico(プロフ) - dmeenioさん» コメント嬉しいです〜!廉くん推しに引き戻したい気持ちと、紫耀くん推しに連れ込みたい気持ち。(笑)もし気持ちが変わったら教えてくださいね^^笑 (2019年11月26日 22時) (レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:oyasumiico | 作成日時:2019年10月15日 12時