六十 ページ10
結局あの後逃げられてしまった。
捕まえられると思っていたのだがな。きっとこれが戻したことによる代償だろう。
感覚的には右耳と同じようだから徐々に治っていくとは思うが、
遅いというのは少しばかり不便だ。
だがまた降ろすことになれば次は本当に奪われてしまうだろう。
まぁそういった話は聞かないが何となく、そう思っただけだ。
そういえば、右耳は機能が低下してからあまり聞こえなかったのだが、
今ははっきりではないが聞こえている。
両目だったものが片目になり感覚が違ってくるのと同じく
違和感がある。
いつ完治するのだろうか。まぁいい。
出陣は足が完治に近づいた時に行こう。
今行っては感覚が違いすぎて怪我をするかもしれない。
今は寝よう。襲撃が来るかもしれないけどな。
.
.
枕元に鶴丸国永
語呂微妙すぎだろ。よくおれを起こさないで部屋に入れたな?
よほど疲れていたのか?
ものすごく見られてる。怖い怖い。目を合わせても微動だにしないな。
まさか、目を開けたまま眠っているんじゃないだろうな?
もしそうならおれもやってみた……目が乾燥するから辞めておく。
鶴丸「本当に起きたのか?また目を開けただけとかじゃないだろうな。」
誰だよそれ……状況を見るからにおれか。
「いや、起き/鶴丸「うわああああああ!!!!喋ったぁ!!!!」
うるさい。そんなに驚くことか?鼓膜破れるかと思ったぞ。
燭台切「鶴さん、本当?!あ、おはよう主くん!
もう、本当に心配した。2日間も眠ってたんだよ?目覚めてよかったよ。」
427人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翔(プロフ) - 安仙任さん» ありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2021年2月12日 20時) (レス) id: e634417883 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - とても面白いです!続きを楽しみにしてます!これからも頑張ってください(^^) (2021年2月12日 19時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アパー | 作成日時:2021年1月28日 18時