15：本気の綺麗事 ページ17
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『＿＿＿やっぱり、姿形が分からないとどうしようもないなぁ...』
自身の身長より高く積み上がった仕留めた動物の山を見てAは呟いた。
群れで突っ込んできたのも居るから、全部持っていくのは難しい。全部持っていけば、他の人達のを見て何とかなるかも知れないけど...
...あ！他の人に聞いちゃえば良いんだ、教えてくれなかったらその人が持ってるそれっぽいの盗っちゃえば良いし！
イルミやヒソカが居たら早いけど、近くに気配は無いから...
この試験、電話は良いのかな？シャルに聞こうかな、
むむむ。腕を組み、首を傾げAは唸る。
「わぁ！キミ、凄いね！！」
そんな所に後ろから聞こえた色良い声にAは振り返る。褒められることは好きなので、こんな状況ではあるが少し気分が良くなった。
「おいゴン！何で声掛けてんだよ！？」
「だって凄いじゃん！それに、困ってそうだったから」
「だからって敵に塩を送る奴があるか！！！」
そうしてAの視界に映ったのは405番のプレートを身につけたツンツンとした黒髪の少年と、例の99番。
そのまま黙って仲の良さそうな二人を前にしていると、バッと405番が振り返っては近づいてきた。
「え〜...でも、困った時はお互い様！だよね？」
『...え、と..？？』
反射的に漏れたAの声には困惑と、少しの憐憫の情が滲んでる。
────綺麗事なのに、本気で言ってる。
その後ろでは99番が額に手を当て溜息を吐いていた。
『...』
困った時は、って言ってたし...私が困ってそうだから声掛けたってことだよね。甘いけど、それが良いね。綺麗事を、本気で言ってる。そういう子が絶望する時はどんなだろう？興味が出てきちゃった。
「えー、と。大丈夫？」
不思議に思ったのか、405番が顔を覗き込んできた。
＿＿＿＿＿＿。
『＿＿＿ねぇ、アナタ名前は？』
「オレ？オレはゴン！ゴン=フリークス！」
「で、こっちがキルアね！」と続ける。「勝手に言うな！」99番改め、キルアが言うもゴンは気にして無いようだ。
『私はA=アヴァリスだよ、ちょっと聞いてもいい？』
こてり、首を傾げる。珍しく許可を求めるように疑問形で問うたのは断られないことが分かっているからだ。
「勿論！どうしたの？」
『＿＿＿豚、ってわかる？』
「...え！？」
「はぁ？？」
続く (更新停止中)
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マニ。(プロフ) - 海神 瑠花さん» ✉️。是非！遅いのも私も同じなので仲良くしてくれると嬉しいです！ボードに返事送りました！お返事お待ちしています。💖 (11月26日 19時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
海神 瑠花(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！︎💕︎返信が遅くなることが多々あるかと思いますがそれでも大丈夫なのでした是非😊✨ (11月26日 17時) (レス) @page4 id: 047a8ff329 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければボードで会話とかしたいのですがよろしいですか？お返事お待ちしています！💖 (11月26日 17時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海神 瑠花 | 作成日時：2023年11月26日 12時
