13：料理の「り」の字も ページ14
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湿原を走ること数時間。途中、今回ギブアンドテイクの関係をヒソカと築いているらしいイルミが知らせを入れる為に離れることはあったがそれ以外は特筆すべきことも無く＿＿＿
「皆さんお疲れ様です、無事湿原を抜けました。此処、ビスカ森林公園が2次試験会場となります。」
＿＿＿＿無事、Aは2次試験会場へ到着した。
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「健闘を祈ります」と言い残し去ろうとするサトツの背を見送って暫く。Aは視界に映ったその姿にむっと顔を顰めた。
...もう。やっぱりヒソカは殺気を発散しきれてない。だって殺気で肌がチクチクする。この感覚は好きじゃない。
その3人と接触して、余計に興奮しちゃったってところかな？この様子じゃやっぱり青い果実ってやつだったみたい。まだまだ戦い足りないって顔してる。
この分じゃサトツさんの時みたいに試験官の人に殺気向けそうだし、それで試験がめちゃくちゃにならないと良いけど。
本人に隠すつもりも無いのだろう、血の匂いと殺気で周囲から距離を取られているヒソカにAは思う。
それからポツンと、しかし異様に存在感を主張する小屋に目線を向けて思案する。
正午...12時ピッタリから2次試験開始。到着して直ぐに、って訳じゃないのは次の試験内容に時間も関係してるのかなぁ...
猛獣でも居るのか、って考えてる人も居るみたいだけど...この唸るような音の発信源は人。気になって円で確認したからそれは間違いない。
『...でも、どうして正午なんだろう...？』
ポツリ、小さく呟いた。
彼女には開始時間と試験内容が関係していそうなことは当たりを付けれてもその内容までは予想出来なかった。何故って、＿＿＿
ギィィィ、と。其処に、石造りの扉の開く音がした。
「どお？お腹は十分空いてきた？」
「聞いての通り。もー、ペコペコだよ」
「そんな訳で...2次試験は料理よ！美食ハンターの私たち二人を満足させる食事を用意してちょうだい」
姿を現した大柄の男と華奢な女の2人組、2次試験の試験官たち。
2人の発したその単語に驚く者が殆どの中、Aは理解出来ないものを見るかのように眉を顰める。
『りょう、り...？？』
＿＿＿何故ってそれは、彼女には料理の「り」の字も馴染みが無かったからである。
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マニ。(プロフ) - 海神 瑠花さん» ✉️。是非！遅いのも私も同じなので仲良くしてくれると嬉しいです！ボードに返事送りました！お返事お待ちしています。💖 (11月26日 19時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
海神 瑠花(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！︎💕︎返信が遅くなることが多々あるかと思いますがそれでも大丈夫なのでした是非😊✨ (11月26日 17時) (レス) @page4 id: 047a8ff329 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければボードで会話とかしたいのですがよろしいですか？お返事お待ちしています！💖 (11月26日 17時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海神 瑠花 | 作成日時：2023年11月26日 12時
