甘いのは嫌いじゃない (ページ49)

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天使が2人ページ49

～カタクリ side～

ママの首を狙いに来た
敵共を始末し城に戻ってきたんだが…
プリンと一緒に遊んでる"白髪の子供"は一体誰だ?

なんとなく…Aに似ている気もするが…

カ「ペロス兄、あの子供は誰だ?」

ペ「ん?なんだ、カタクリか
あの子供が"誰"なのか…見ても分からないか?」

カ「……まさか、Aなのか?」

ペ「ｸｸｸｯ、当たりだ♪ペロリン♪」

あの子供がAだと?何故、子供になってる?

カ「アイツに何があったんだ?」

ペ「研究室で薬品の整理をしてたんだが…小さな事故があってな」

カ「その事故が原因で子供になったと?」

ペ「ああ」

なるほど…小さな事故か…
Aの事だ…研究室でドジって薬が、かかったんだろう

カ「毒じゃなくて良かったな」

ペ「ああ」

プ「ペロス兄さん!Aとねぇ!
ペロス兄さんの為に…あっ!カタクリ兄さんも居たんだ!」

カ「ああ…(ﾁﾗｯ」

貴『ﾋﾞｸｯ))……』

Aの奴…俺と目があった瞬間
急いでプリンの後ろに隠れたが何故……まさか……

カ「なぁ、ペロス兄?」

ペ「ん?」

カ「コイツ…中身も子供か?」

ペ「ああ」

なるほど…だから俺と目があった瞬間、急いで隠れたのか…

プ「うーん…ねぇ、A?」

貴『なに?プリン?』

プ「コレさ…ペロス兄さんにあげる為に2つ作ったけど…
Aが作った方の花の腕輪、カタクリ兄さんにあげない?」

貴『!…い、いいよ
えーっと…その……ボロボロで綺麗じゃないけど……コレ……』

カ「花の腕輪……いいのか?俺が貰って?」

ペロス兄の為に作ったやつなのに…俺が貰っていいのか?

プ「いいの!私が作った方をペロス兄さんにあげるから!」

カ「……だが」

ペ「ｸｸｸｯ♪受け取ってやれ、カタクリ♪」

カ「……ありがとう、A」

貴『////』

ﾌｯ…礼を言っただけで顔が真っ赤になるとは…可愛いヤツだ…

プ「よし!次は、お花の冠を作ろう!」

貴『ま、まって!プリン!』

ペ「そんな急ぐと転……聞いてないな;;;」

カ「ﾌｯ」

青色の花と白色の花を使った腕輪か…

カ「なぁ、ペロス兄?この花の腕輪を飴で包んでくれないか?」

ペ「部屋に飾るのか?」

カ「ああ」