甘いのは嫌いじゃない (ページ47)

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三つ目の少女と白髪の少女ページ47

～NO side～(※会話が多め)

プ「んふふ、ありがとう
でもねぇ…Aも…わたしの"コレ"を見たら…」

そう言って前髪を上にあげAに額を見せるプリン

プ「ねぇ?気持ち悪『気持ち悪くないよ?』…えっ?」

貴『その…オデコに目があるのは驚いたけど…
全然、気持ち悪くないし化け物でもないよ…プリンはかわいい』

プ「ほ、本当に?」

貴『うん!本当だよ!』

Aの言葉を聞いて
驚いた表情をするプリンだったが…
微笑みながら真っ直ぐ自分を見つめてるAに対して
その言葉は"嘘ではない"と知りポロポロと涙が溢れるプリン

貴『えっ!?な、何で泣いてるの!?
わたし、プリンに酷いこと言っちゃったかな!?』

プ「ｸﾞｽｯ…ち、違うの…
初めて…ｸﾞｽｯ…言われたから……嬉しくて…」

貴『…』

何故、プリンが泣いてるのか…
それを知ったAは優しくプリンの頭を撫でる

貴『ねぇ、プリン?』

プ「ｸﾞｽｯ…なに、A?」

貴『その!…わたしと…"友達"にならない?』

プ「えっ…いいの?」

貴『うん!』

プ「で、でも…わたしと"友達"になったら…
きっと…Aに迷惑をかけ((ｷﾞｭ～))!…A?」

ｷﾞｭ～とプリンを抱き締めたAは
『それでも、いいよ!』と笑顔で答える

プ「本当に…いいの?」

貴『うん!』

プ「うぅ…ｸﾞｽｯ…ありがとう」

貴『わぁ;;;泣かないでプリン;;;
そんなに泣いたら目が赤くなっちゃう!』

ポロポロと涙を流すプリンの目元を
優しくハンカチで拭いてあげるA

プ「ｸﾞｽｯ…ゴメンね、もう大丈夫だよ」

貴『本当に?』

プ「うん♪」

貴『そっか!それなら良かった!』

ニシシと笑うAを見て
同じようにニシシと笑うプリン

プ「ねぇ、A?」

貴『ん?なに?』

プ「その…ここから出て一緒に遊ぼ?」

貴『!……』

"ここから出て一緒に遊ぼ?"と言われ
若干、オドオドするAではあったが
『プリンと遊びたい!』という気持ちが勝ち『い、いいよ!』と答える

プ「じゃあ、行こう?…あっ!
ねぇ、A?手、繋がない?」

貴『…いいの?』

プ「うん♪」

貴『///つ、繋ぐ!』

プ「んふふ♪じゃあ、行こう♪」

貴『///うん』