甘いのは嫌いじゃない (ページ44)

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研究室ページ44

～次の日～

貴『ねぇ、この水色の液体って何の薬?』

モ「ん?それは確か…」

ペ「毒だ」

朝ごはんも食べ終わり
カタクリが決めた筋トレも終わらせ
今はモンドールとペロスペローと一緒に
薬品?の整理をする為に研究室に来てるんだけど…

貴『毒!?』

ペ「ああ」

どうやら…危ない薬の整理をしてたみたい;;;

モ「間違ってもジュースだと思って飲むなよ?」

貴『飲まないよ!』

冗談のつもりで言ってるのかもしれないけど…
"毒"だって分かってるんだから飲んだりしないよ;;;馬鹿じゃないし;;;

貴『それにしても…綺麗な色だな…』

赤色…青色…黄色…水色…それとピンク…
どれも濁ってなくて透き通った色をしてるけど…コレ全部が"毒"なのかな?

貴『こんな綺麗な色だったら…
ジュースって言われて出されても普通に飲んじゃいそうだね?』

ペ「それが目的さ♪
毒だとバレない為にワザと綺麗な色にしてるんだ」

貴『なるほどね』

ってか、今思ったけど…
この人達が"毒"を使う事ってあるの?

皆、強いし…能力者だし…
毒を使わなくても…その…簡単にコロせるよね?

貴『コレ…使う事ってあるの?』

モ「その時によってだな」

貴『ほぉ…使う事があるんだ;;;』

うーん;;;そっか;;;
何だか…その…ここの食事を食べるのが少し恐怖になったかも;;;美味しいのに;;;

ペ「ｸｸｸｯ、安心しろ…
お前の食事に"毒"を入れたりはしないさ♪」

あれ?うち今…声に出して言ったか?言ってないよね?

貴『…モンドール、今日から試しに
うちの食事を一口だけ食べてくれない?』

モ「俺に毒味させんな!
それと!ペロス兄も悪い冗談はやめてくれ!
コイツに冗談を言っても馬鹿だから真に受ける!」

貴『はぁ!?誰が馬((ｶﾞﾝｯ!))あっ;;;』

しまった;;;棚にぶつかったせいで薬品が自分におち;;;;

・

(((ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!!)))

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ペ・モ「「A!!!」」