甘いのは嫌いじゃない (ページ41)

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お仕事ページ41

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貴『……』

ペ「……」

お茶会についての話し合いも終わり
カタクリが決めた筋トレも終わらせ
今はペロスペローの仕事を手伝ってる最中……ん?何の仕事かって?

うちが手伝ってるのは
ペロスペローから渡された書類に判子を押すだけの作業
で、ペロスペローに関しては書類とにらめっこしながら書き書き

ペ「ダイフクとオーブンめ…
あれだけ説教したのに、また船を壊しやがったな;;;」

貴『……』

"また"って事は一回じゃないんだ;;;

貴『ねぇ、ペロスペロー?
書類の仕事を始めてから1時間経つし…
そろそろ休憩した方がいいんじゃない?』

ペ「ん?ああ、そうだな」

貴『紅茶にする?それともコーヒー?』

ペ「紅茶で頼む」

貴『分かった』

ペンを置いたと思ったら深い溜め息をつくペロスペロー
疲れてるのか…それともダイフクとオーブンに呆れてるのか…どっちだろう?

貴『はい、紅茶』

ペ「すまない」

貴『気にしなくていいよ
それより…書類の方は終わりそう?』

ペ「あと…10枚だな」

あと10枚か…もう少しで終わるね…
これが終わったら次は何をするんだろう?

貴『これが終わったら…
何か、やる事あったりする?』

ペ「やる事か…そうだな…
私と一緒に見回りにでも行くか?」

貴『見回り?』

見回りって…誘惑の森とかママ達がいる城の周りとか、かな?

ペ「ああ、街に行っ『街!』…ｸｸｸｯ…
そうだった…お前はまだ街に行った事がなかったな」

貴『うん!』

見回りの仕事ではあるけど…
街に行けるとか…ちょっと楽しみだな♪…ん?

貴『何でニコニコしながら、うちの事を見てんの?』

ペ「嬉しそうな表情をしているなっと思ってな」

貴『ああ…そりゃ…まぁ…
誘惑の森とココにしか行った事がないからね』

ペ「街に行けるのが楽しみか?」

貴『そりゃ……楽しみではあるけど…
見回りって言う仕事だし…遊びに行くわけじゃないし…』

ペ「ｸｸｸｯ…お前は可愛いな♪ペロリン♪」

貴『か///可愛くない!』

ペ「ｸｸｸｯ…さて、早く仕事を終わらせよう♪」

今だに笑ってるペロスペローを殴りたい;;;
でも…殴ったら絶対にキャンディーマンにされそう;;;

ってか…"可愛いな♪"とか急に言わないでよ…心臓に悪い…