甘いのは嫌いじゃない (ページ4)

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ペ「誘惑の森に侵入者だと聞いて来てみれば…
この、お嬢さん(侵入者)と何の話をしてたんだ…ブリュレ?」

ブ「いや、その…小さくて弱そうだったから
ちょっとだけ話を聞いてあげようかなって思って…(汗」

ペ「ほう…まぁ、ブリュレは優しいからな
それに見る限り弱そうなのは本当みたいだ」

貴『……』←(胸の下まで飴で固められてる状態)

誤魔化しの天才…
そんな馬鹿な事を考えていたせいで
この人…"ペロスペロー"が来てる事に気付けなかった(汗)

でも、まぁ…そうだよな…
ココは誘惑の森…そんで、うちは侵入者…
よくよく考えれば侵入者を捕まえに来るのってブリュレだけとは限らないよな

ペ「……」

貴『…何?』

ペ「いや…こんな小さなお嬢さんが
ママの首を獲れるようには見えなくてな…」

貴『ねぇ、君らさぁ…
うちのこと子供だと思ってない?
こんな身長だけど…うち、23の大人だけど?』

ブ「えっ!?」

貴『いや、ブリュレ…その反応は逆に傷付く』

若く見られるのなら嬉しいけど
子供だと思われるのは嬉しくない
ってか…君らがデカ過ぎるから小さく見えるだけじゃない?

貴『それよりさぁ…うちって、どうなるの?』

ペ「お嬢さんがどうなるのかは私達の"ママ"が決める」

貴『なるほど…じゃあ今の段階では分からないって事か…』

ペ「まぁ、そうなるなペロリン♪」

"ママ"……シャーロット・リンリン……
うーん、どう考えても助かる確率が低いな

貴『はぁ…お腹空いた』←

ブ「こんな状況で言う言葉かい…(汗」

ペ「飴ならあるが?」

貴『欲しい!』

ペロスペローって優しい♪

貴『!…うちの好きなレモン味だ♪』

ペ「ｸｸｸｯ…それは良かったな
最後に好きな味が味わえてペロリン♪」

貴『えっ…最後って?』

ペ「さぁ、ママの所へ行こうか…お嬢さん♪」

貴『……』

やっぱ優しくないわ…この人…(泣)