甘いのは嫌いじゃない (ページ30)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:39,718 hit

お手伝いページ30

～モンドール side～

モ「ある程度は片付いたし
とりあえずは、このぐらいで大丈夫だろ」

貴『じゃあ、もう終わり?』

モ「ああ…手伝ってくれて、ありがとうな」

貴『どういたしまして♪』

本当…子供にしか見えねぇな…
笑った顔とか嬉しそうにしてる所とか…

モ「そう言えば…
ペロス兄は何か用があって来たのか?」

ペ「Aに用があってな」

貴『うち?』

ペ「ああ、誘惑の森に家を建てて欲しいと言っただろう?
だからママに許可をもらう為に一緒に行こうと思ってな」

貴『あっ、そっか…一緒に行こうって約束したもんね!』

ペ「ああ」

誘惑の森に家?

モ「何で誘惑の森なんだ?」

ペ「自然が好きらしい」

自然が好きか…けどよ…
誘惑の森に生えてる木とか花とか
ほとんどホーミーズなんだが…Aは、それを知ってるのか?

モ「なぁ、A?
誘惑の森に生えてる木とか花とか
ほとんどホーミーズなんだが…それでもいいのか?」

貴『…ホーミーズ?』←(知っているが知らないフリ)

ペ「ママの能力によって
命を吹き込まれ擬人化した物体の事だ
私が、お前を捕まえた時に近くに居ただろう?」

貴『あの動いたり喋ってた木?』

ペ「ああ」

貴『へぇ～、そしたら誘惑の森に住んでも退屈しないね!』

コイツ…話せる相手が木でもいいのかよ;;;
でもまぁ、嫌ではなさそうだから問題はないか

ペ「ママから許可がもらえたら
今日、建てる事ができるが…どうする?」

貴『うち的には早めがいいけど…大丈夫なの?』

ペ「問題ない…私やカタクリ
あとはクラッカーがいれば数時間で完成する」

貴『そうなんだ…じゃあ、お願いします!』

ペ「ああ♪」

確かに、その3人で家を建てたら数時間で終わるな

誘惑の森に家か…
ホーミーズや俺達がいるから退屈はしないと思うが
まぁ、娯楽として数十冊ぐらい本を持っててやるかな

モ「家が完成したら本を持っててやるよ」

貴『本当に!』

モ「ああ」

貴『ありがとう、モンドール!(ﾆｺｯ』

モ「っ…気にすんな」

はぁ…小さくて子供に見えるが…
なんだかんだ可愛いよな…Aって…

ペ「さて、ママの所へ行こうか?」

貴『うん!じゃあね、モンドール!』

モ「ああ」