【３年A組】A組の美男美女の秘密 (ページ6)

今日:18 hit、昨日:11 hit、合計:51,811 hit

５ページ6

ガチャガチャ

柊「扉は開かないよ

特殊な鍵をかねたからね」

はい、確定ー

甲斐「ﾁｯ」

甲斐「さっきから訳わかんねぇことばっか云いやがって！」

上條「は、隼人くん」

甲斐は上條の声も聞かず
先生の胸ぐらを掴む

甲斐「さっさと、ドアを開けろっ！」

いつもだったら、先生は観念して鍵を渡す

が

今回はいつもと違った

甲斐「うおっ」

柊「こんな物騒なもの持ってきて、没収だ」

その様子をみていた石倉達が先生に殴りかかるが、あっという間に倒されてしまう

水越「蓮っ、大丈夫？」

優しい彼女さんだな

宇佐美「ぶっきーって雑魚キャラじゃなかったんだ・・・」

柊「こう見えても昔は、アクション俳優を目指していたんだ」

ふーん、なんか訳ありかな？

甲斐「調子乗ってんじゃねっ！！」

甲斐復活そうそう、秒殺www

甲斐「くっ・・・」

柊「調子に乗ってるのはお前だ」

傍観していると、先生が甲斐のナイフを振り上げた

上條「隼人くん！」

ザシュッ

先生が振り下ろしたナイフを上條が直接掴みやがった

無茶しやがって・・・

甲斐「っ！！Aっ！！」

須永「てめぇ！！！」

中尾「Aちゃん！手みせて！！」

石倉「お前ぇ！！！」

里見「大丈夫！？痛む！？」

上條が怪我をして、男子全員が心配して駆け寄った

上條「ん、ちょっと痛いけど、平気だよ・・・」

あとで、手当てしておくか

柊「どうやら、まだ状況が飲み込めていないようだ」

すると、先生はパソコンを開いていじりだした

柊「なら、これはどうだ」

先生が腕時計を操作し始め

その瞬間、教室が揺れる程の大きな爆発音が響いた

『何が・・・』

柊「ロックを解除した、廊下に出られるよ」

皆が我先にと廊下に出ようとする
しかし、廊下に出て目に入ってくるのは

瓦礫が廊下を塞ぎ、蛍光灯から火花が飛び散る様

『なに、これ・・・』

柊「爆弾だよ」

逢沢「先生が、やったんですか」

柊「そうだよ、あ、ちなみにちょうど上條の真上にもあるよ？」

上條「えっ」

「「っ！！！」」

『おいっ』ｸﾞｲｯ

上條「わっ」

『・・・危ないだろ』ｷﾞｭｯ

上條「うん、ごめんね」ｷﾞｭｯ

『なんか、久しぶり、だな』

上條「だね、Aの匂い！」

『お前・・・・・・もしかして、匂いフェチ？』

上條「ち、違うよっ！！」