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上條side

私は今何をみているの

どんどん倒されていく友達とその友達を痛めつけていくA

なんで、こんな・・・


兵頭「がはっ・・・は、なせ・・・」

Aに首を掴まれている兵頭君は頭から血を流して、苦しそうに目を細めている


やめて、お願い・・・もうあんなAを見たくない・・・!!


すると、里見くんと真壁くんが動き出した

里見「A・・・」

すると、掴んでいた兵頭くんを離し
振り向きざまに里見くんに殴ろうと


「やめて!!」

目を瞑ってそう叫ぶと音がピタッと止まった

恐る恐る目を開けると
Aの拳は里見くんの顔の真ん前で止まっていた

里見「A・・・殴らないのか?」

真壁「殴れない、のか・・・」

最上「・・・・・・」


真壁「頭では分かってても、体が否定してるんだろ」


最上「・・・」


里見「友達を殴れねぇもんな、お前は。優しいやつだからな」


最上「・・・ちっ」


すると、何がおきているのか分かったのだろう、他の皆が立ち上がってAに乗り掛かるように取り押さえた


須永「取り押さえろ!」


甲斐「さっきはよくもやってくれたな!おらっ!おらっ!」

隼人君はAの胸ぐらを掴んで顔を殴っていく


「やめっ





(バァァァァァァァァァァン」





やめて、と言おうとした途端
後ろの天井が爆発した

柊「そこまでだ、お前ら、これがあることを忘れるなよ」

里見「汚ねぇぞ!」

柊「最上を集団で襲っといてよく言うよ、さぁどうしようか」


いよいよ、本当に誰かが死ぬと思うと
皆は何も言わなくなった



石倉「そんなに殺してぇならよぉ・・・そんなに殺してぇなら!茅野をやれ(ガンッ

うっ・・・」


石倉くんが"茅野をやれよ"と言いきる前に
Aが殴り飛ばしたのだ

石倉「何しやがる!」

最上「てめぇ、その言葉の重みを知っててそういってんのか、あ?」

その時の表情に背筋が凍る
教室が凍りつくほどとても怖い顔をしていた

最上「人の死ぬとこを見たこともねぇガキが!いきがって死ねなんていってんじゃねぇぞ!」


人が、死ぬとこ・・・


石倉「なんだよ、だってそうだろ!答えを外したのはこいつなんだから!なぁ、茅野・・・お前が死ねよ、なぁ!お前らだってそう思ってんだろ!」


「そんなわけないよ!さくらは自分の罪を認めたんだよ!?なんでそんなさくらが死ななければいけないの!」




茅野「A・・・」

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楓花 - すごく面白いです! 更新頑張ってください!! (2020年12月16日 21時) (レス) id: eeae32a8e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彗星 | 作成日時:2020年8月1日 22時

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