ブラックアウト

31 菅田くんと ページ31

10万円アポなし旅から帰ってきて二宮くんとご飯に行った次の日にドラマの最終回の撮影だった。




ドラマの撮影が無事にクランクアップして打ち上げの
あとに二人で2軒目に行きたいって、言われて今に至るんだけれども。





菅田くんおすすめの個室があるバーに来て、向かい合わせに座る。








菅「お疲れ様、ごめんな。引き止めて」






「ううん、大丈夫」






菅「あんまり話す機会がなくなってまうし、二人でゆっくり話したくてな」






「連絡先知ってるんだからいつでも誘ってよ！」






菅「お互い忙しなるやろし、予定合ったら遊んでな」






「もちろん！」






菅「ドラマ、反響大きいみたいやで」









バーテンダーさんが注文を聞きに来て菅田くんがあ、ソルティードッグでと注文する。



A何にする？と聞かれカルーアミルクと答えるとあとカルーアミルク一つ。と注文してくれた。









「SixTONESも有名になるかなぁ〜！」






菅「あ、デビューおめでとう」






「ありがとう！これからが勝負、当たり前に売れる訳じゃないしね」






菅「そういうとこほんまに尊敬するわ」







菅「Aって彼氏おるん？」







「今はいないなぁ」







菅「メンバーでそういう関係にはならんの？」






「メンバーで？ないないない！」







菅「田中くんとかかっこええよな、俺タイプ」








「樹？樹はモテるねー。女取っ替え引っ替えしてる」








菅「やっぱなぁーでもああいう男って意外と一途やねんで」







「そうかな？」








菅「理想の女がおって、でも手が届かへんからその辺のタイプの女で我慢してるってパターンがあんねんて！」








「樹、ギャル好きだから誰だろ〜？」







菅「ギャル好きでも結婚したい女は真逆のタイプやで。たぶん」







「えーでもそこはブレないよー？」







菅「俺が田中くんやったらAと結婚したいって思うと思う」








「でも樹は私なんて眼中にないと思う！」









そこへお待たせしましたと注文したカクテルが届いた。

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