23話 ページ23
ずっと死にたいと思っていた
教室から下を見下ろしたときも
側を電車が通ったときも
あと1歩が踏み出せなかったけど
死にたいのは確かで
死ぬ機会があるならさっさと消えたかった
なのになぜ今、死と直面したとき震えているのだろうか
あの世界に戻りたくない
死ぬのが怖い
矛盾してるのはわかってる
でもどっちをえらべばいいの?
答えは見つからずただただ時間が過ぎていく
そのとき、ふと思い出した
まふくんのツイートを
死んだらどうなるのですか
全て忘れてしまうのでしょうか
自分自身を手放すってどういうことでしょうか
苦しかったことですら思い返すこともできないのでしょうか
それともただ眠っていることと同じでしょうか
夢をみることはできないのでしょうか
それなら僕はどんなに苦しくても生きていたい
私はこの言葉に何度も救われた
まふまふさんもつらい思いをしてる
それでも生きていようとしてる
だったら私もがんばらなきゃ。と
けど "がんばる" が次第に溜まっていき
自分の中の義務になっていった
そしたら、この言葉すら偽善に感じて
まふまふさんには救ってくれる人がいるからそんなことが言えるんだと卑屈な考えをするようになってしまった
私には救ってくれる人はいないと
勝手に人と壁を作り距離をおいた
人を否定し続けて誰にも肯定されなくなり
自分も否定した
今さら気づいたって遅いのに
気づいてしまったよ
救われない のは 自分のせい だって
もう1度、あの世界に戻ったらやり直せるかな
生きたい
そう、久しぶりに願った
けどそんなに都合よくはいかないもので
脳裏にさっきのクラスメートがいった言葉が流れる
病んでる人となんて誰も友達になりたくない、か
じゃあ戻っても一人のかな
やり直すなんて無理なのかな
時間は刻一刻と迫り残り五分となった
わからない、どうしたらいいのか
帰りたいと願う自分と帰りたくないと願う自分がいる
はやく決めなきゃ
焦りすぎて思考もほとんど停止している
そのとき頭のなかにささやくような暖かい声がきこえた
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龍羽(プロフ) - 海豚さん» ご指摘ありがとうございます。これを書いた当時は知らずご迷惑をお掛けしました。現在は利用規約にきちんと目を通して書いております。ご指摘いただいたページにつきましては書き直させていただきました (2018年9月12日 17時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)
海豚(プロフ) - あの、利用規約読まれましたか?歌詞の一部でも書いてはいけなかったはずなので、弾幕にすることをお勧めします (2018年9月12日 11時) (レス) id: 2a6f7fb4fb (このIDを非表示/違反報告)
龍羽(プロフ) - ゆんさん» レスが遅くなってしまい、すいません。うれしいお言葉ありがとうございます!不定期更新ですがよかったらこれからもよろしくお願いします!! (2018年6月7日 23時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - あっごめんなさい間違えて途中で送ってしまいました。 孤立したクラス、性格など自分に似ていて凄く感情移入がしやすかったです。これからも頑張ってください! (2018年4月23日 17時) (レス) id: a996ce9b52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - コメント失礼します、 (2018年4月23日 17時) (レス) id: a996ce9b52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュウ | 作成日時:2017年9月10日 17時