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ついにその時は来ました。
「どっ…お邪魔します…」
末「いらっしゃい、何、最初の どっ って(笑)」
「いや、なんか、わからん(笑)」
末「なんやねん、Aちゃんほんまおもろいな！
さ、あがってあがって〜」
「お、おもろいかなぁ？」
私はいつでもマジメなつもりやけど…(笑)
まあ、誠也くんに良く思われてるんならそれでええわ！
末「えっとねぇ〜、これ！俺が育ててんの」
「おお〜！なんか、サイズ感かわええね！」
末「やろ？一個取って食ってみ、めっちゃおいしいから！」
「ほんま？じゃ、これもらう〜。
…うんまっ！！やば、こんなん育てれんのや！」
末「思ったよりいいリアクションやな(笑)」
「いや、だって、ほんまおいしくて…
もう一個もらっていい？」
末「ええよええよ、今置いてる鉢にあるん好きなだけ取って！
あ、ないと思うけど虫食いとか気ぃつけてな」
「はーい！やったぁ！」
自分で、しかも植木バチでこんなおいしいイチゴ作れんねんな！
どうしよ、帰るときとかに苗もらえたりせんかな…？
末「…ほんっまおいしそうに食べるなぁ」
「だってめっちゃおいしいし…
あ、このイチゴの苗ってどこに売ってる？」
末「ん？あー、俺はすぐそこのホームセンターんとこで買ったで。
なんやったら、あげよか？その苗。」
「え、うっそん、ほんま？！ええの？！」
末「ええよ(笑) よっぽど欲しかってんな(笑)」
「うん、ほんま、こんなん自分で作れたら幸せすぎる…！」
末「そんなにか(笑)」
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作者名：まっしゅ | 作成日時：2017年10月6日 0時
