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「みなちゃーん、昼どこ食べに行く〜？」
湊「うーん、どうしよっか？
…あ、あの人」
「ん？…あ〜〜！」
草「あっ、Aさんやないですか！
お久しぶりです、こんにちは！」
「こんにちは〜！
今日はどうされたんですか？」
草「普通に会議ですよ！
…あ、そうそう、これスエに渡してもらえませんか？」
そう言って草間さんが持ってるカバンから出てきた小さな紙袋。
なに、めっちゃ気になんねんけど…
「はい、渡しておきますね！何か伝言とかありますか？」
草「ん〜。あ、暇なときに連絡せぇって言っといてください。
数年前に飯行く約束してから行けてないんですよ」
「はぁ、なるほど…早急に伝えておきます(笑)」
草「お願いします。では！」
「はい！」
湊「数年前って…いつやろね？」
「ほんま…せーちゃん基本的暇やからたぶん忘れてるんやろな〜」
湊「誠也って昔からそんな感じよ。
やるべきことやらんから私一回説教したもん(笑)」
「もう、どっちが年上かわからんな(笑)」
湊「ほんまにね。
Aのことちゃんと支えてあげれんのか今でも心配。」
「私は別に支えてもらわんでも生きれるから大丈夫よ？」
湊「そういうことちゃうやん…
その、なんというか、心の拠り所みたいな？」
「それも大丈夫やで！せーちゃんは優しいから！
それよりも私はみなちゃんの方が心配。」
湊「あー、真鳥？私別に大丈夫やって言った気するけど？」
「もう、強がっちゃって〜！
…まあまあ、しんどくなったら頼りいよ？」
湊「もしそうなったら、お邪魔します(笑)」
「うんうん。親友と従兄弟の家やから更に楽やしな！」
湊「そういう問題？」
「いや、テキトー…(笑)」
湊「テキトーかいっ。
はぁ。はよお昼食べに行こか。」
「おん！」
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作者名：まっしゅ | 作成日時：2017年10月6日 0時
