奥手で有名なハマダくんです紫×緑 (ページ4)

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重「こう見えてなあ、智子ばりくそ景品ゲットするから！！

やばいで、ほんまに！！一回見てみ！！」

神「そんなハードル上げんといてよ～！

ハマダくん、そんな期待せんでね？シゲは話盛る癖あるから…」

濱「あ、え、ん、お、おん、」

重「ｱｯﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ！ハマちゃんきょどりすぎ～！」

いやだって！こういうときってどう返せばええかわからんやん！！？

そんなことない！って言ってもまだ何も見てへんから断言できひんし、

そうするわ！って言ってもなんか失礼やし…

あかん、俺ただのコムそー…んん"っ、コミュ障やと思われるやん…

重「ハマちゃんはどうなん？クレーンゲーム得意？」

濱「ん～、苦手ではない！」

ウソ、めっちゃウソ。

俺クレーンゲーム苦手。

いや俺かてウソなんかつきたくないねんで？！？！

『智子ちゃんにええとこ見せたいんやったらちょっとくらいは見栄張れ！』

ってアキトに言われたん思い出して言ってみただけや…

神「苦手ではない、ってことはそれなりにできるってことやんな？

意外やなぁ…放課後めっちゃ楽しみ！」

重「おい！智子お前、自分はハードル上げんな言うといて他人のハードル余裕で上げるとか腹黒すぎんか！ｱﾋｬﾋｬ！」

どうやら見栄張るところを間違えたらしい。

神「ちょっ、腹黒って！別にそんなんちゃうもん。

ごめんね？ハマダくん。ほんまにそういうつもりちゃうんよ…」

濱「え、ああ、ううん、ええの大丈夫！智子ちゃんは腹黒ないで？

見栄張ってもうた俺が悪い。」

重神「…え？」

濱「…あ。」

言ってから気づいた。

俺、墓穴掘った。