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「及川なんかあったの?」
「ブスになってるけど」
「あ?いつもだろ。」
うるさいなあ。
「全部聞こえてるんですけど!!」
「聞こえるように言ってるから」
「マッキーうるさい!!」
何があった訳じゃない。
あれから今日は葉山さんと話さなかった。
ただ、それだけ。
「またあれじゃない?モテ男の恋の悩み」
「うわ〜、さすが及川。モテる男は違うわ」
「今回は違うし!!」
「今回っつー事は前回はそうだったのかよブス」
「岩ちゃんまで!?」
部活終わりのファミレス。
「てかさ〜俺。及川の好きな相手って岩泉だと思ってたわ〜」
「え、違うよ!?」
「え、違うのかよ。」
「違うよ、当たり前でしょ!?」
「うわ〜。言っちゃったよ。なー、松川」
「言った!?言ったって誰に」
「言った。言った。生徒指導の佐竹に。」
「佐竹!?よりによってなんで!!」
何となく。
2人は合わせたかのようにそう言った。
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作者名:白黄 青 | 作成日時:2019年1月17日 17時