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#36 ページ36

疲れているのかペースが早いのか…
どんどん酔っていくメンバー。



すると、直人さんからひとこと。


「隆斗〜、直人サンタだぞ〜!」



そう言って直人さんが
隆斗へプレゼントを渡した。




『えっ、いいんですか?』


「全然いいよ!隆斗はもう俺らみんなの子供みたいなもんだしね!(笑)」


『うわぁ…ありがとうございます…っ』




直人さんを皮切りに、メンバーみんなが
隆斗へとプレゼントを用意してくれていた。



ひとつひとつを嬉しそうに見つめる隆斗。



“パパ〜!”


「んー?」


“あそぼ!”



みんながくれたオモチャで
さっそく遊び出す隆斗。


それを見て嬉しそうなみんな。




『幸せだな〜…』



隣の部屋で遊んでいる隆ちゃんと隆斗を
眺めながら思わず声が出た。





「隆二、隆斗が生まれてから本当に変わったよ…元々優しかったけど、さらに優しくなったっていうか…パパの鏡だよ…(笑)」



そう言ってくれる臣くんの優しい目。



『あっ、そういえば!』


みんなにも準備していたことを思い出して



『隆斗!ちょっと来て!』




寝室へ連れて行き、隆斗にサンタのコスプレをさせる。もう本当に可愛くて…(笑)











“めりーくりすましゅ!”



隆斗の大きな声でみんなの視線を集めた。




… 可愛い〜!!!



そう言って、携帯のカメラの音があちこちで鳴る。




“どうじょ〜”



そう言って隆斗がプレゼントを配っていく。



みんなすごく嬉しそうで…。



こんなに喜んでもらえると思ってなくて
思わずびっくりした。





楽しい時間はあっという間に過ぎて
11時になるところだった。




隆斗は、サンタさんを楽しみに
いつもよりだいぶ早くにねてしまっていた。





こどもの夢は壊せない…



そう言いながら、日付が越す前に
みんな帰って行った。




「ゆちゃん、きょうも美味しいご飯ありがとうね」

『美味しそうに食べてくれてありがとう』







『隆ちゃん…いつもありがとね?
隆ちゃんが頑張ってるから私も頑張れるよ…
隆斗も、パパかっこいいって言ってるし…』


「なんだよ急に、恥ずかしいじゃん!(笑)
俺の方こそ、いつもありがとね。
こんな不規則な生活なのに、文句言わずについてきてくれて。」



久しぶりに2人でゆっくり話せた気がした。

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青龍 葵(プロフ) - #8の「作業着を選択」では無く『洗濯』です。変換間違えしてるので訂正お願いします! (2019年11月20日 7時) (レス) id: 027b8ced49 (このIDを非表示/違反報告)
莉々菜 - 頑張ってください! (2017年1月8日 23時) (レス) id: ec08520e3a (このIDを非表示/違反報告)
莉々菜 - おもしろかったです! (2017年1月8日 23時) (レス) id: ec08520e3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆちゃん。 | 作成日時:2016年12月23日 14時

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