私の恋の可能性 (ページ45)

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こいつ…確信犯だ…

当の本人は

片目だけ開けてこっちを見ながら

『ほらっ』

なんて言っている。

『ゆ、言ったら起きるって言ったじゃん！』

JM『オッパとか言って誘惑してきたくせになに？』

『べ！べつに誘惑なんかしてないし！』

…

JK『ヒョンー！まだ寝てんのー！』

ガチャ…

JK『え…。』

扉を開けて固まるグク

『…あ、グク、起きてたんだ
つぎ起こしに行こうと思ってたんだけど…』

じっとこっちを見つめるグク…

．

JM『A』

え

ーーーーーーーちゅっ

JK『ヒョン！！！！』

うそ、……

呼び捨てされてびっくりして

振り返ったら、ジミンくんに

き、キスされた…

ばくばく動く心臓。

このまま飛びてて死にそう

明日の新聞のトップニュースは

"日本人女性、心臓飛びてて死亡" だよ。

JM『チューで起きれました～おはよう』

『ちょっ JK『ヒョン！！！！！』

グクはすごい形相でジミンくんを睨んでいる

JM『いいなーそのグク呼び…
俺のこともジミンって呼んでよ
じゃないとまたちゅーするね？』

そう言い残し部屋を出て行った

ふたりの間に流れる微妙な空気…

JK『Aちゃん…

昨日といい今日といい、

ヒョンとなにがあったの？…』

心配そうに顔を覗き込まれる

『んーん…大丈夫』

JK『大丈夫かどうかを聞いてるんじゃなくて！
なんかあったかを聞いてんの！』

『……ごめん。』

JK『言ったよね？俺Aちゃんが好きだって。

ジミニヒョンは、やめときな……

Aちゃんが傷つくだけ』

『…るの？』

JK『え？』

『グクに私のなにがわかるの？！

自分で解決することなの。ほっといて！』

勢いよく立ち上がり部屋をでた

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