私の恋の可能性 (ページ18)

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『…うん！もちろん！ずっとね！』

JM『よかった～もう会えなくなるとか
寂しすぎるもん！約束！』

差し出された彼の左手の小指に

私は右手の小指を差し出そうとしたけれど

ジミンくんの小指に絡める寸前に、

ジミンくんが私の手首掴む。

『え、』

掴んだ方とは別の手で

ポケットからなにかを取り出し

それを私の手のひらにのせる。

ジャラッ

JM『これ、約束の"証"』

私の手のひらには

キラキラ光るブレスレット。

『え…？』

JM『アクセサリーショップ入った時に
絶対これAちゃん似合う！！って
思ってたんだけど目の前で買えなくて…
それで、実は買いに行ってた！
俺の勝手で一人で待たせてごめんね』

『いや、すっごい嬉しい…
…いい、の？』

JM『もちろん！
Aちゃんの為に買いましたから♪』

さっきは"友達"ってワードに

テンション下がったくせに

今は突然のサプライズに最高潮。

ほんと、わたしって単純なやつだ。

『毎日欠かさずつける！本当にありがとう！！！』

きっとこれは墓場まで一緒だな

わたしの恋はどうなるんだろうか。

あの時は向こうからしたら

ただのペンどころか

ペンかどうかさえ認知できない

ただの人間だったのに。

今はこんなに側にいる。

だけど近いようで遠いんだな

儚いって今使うべき言葉だよ

触れることのできる距離にいるのに

こんなに幸せを近くで感じるのに

手放せばすぐに飛んで行ってしまう

風船のような気持ちだ、

．