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俺は必死にキレるのを我慢した。
「……マジでありえないから」
深夜の敵襲とか聞いてない。ほんとに。
マジで敵もさ、来るなら前もって言うべきじゃない？深夜とか俺寝てるから。肌に悪いから。睡眠重要だから！
『あのねえ、前もって言ってたらそれ奇襲じゃない』
「にしてもよ。あー肌荒れの将来が見える」
『真昼間炎天下の下紫外線に晒されながら戦う方が良い？』
「どっちも全っ然良くない！！俺の肌考えて司令出して阿部ちゃん！」
『いや敵からしたらそんなの考慮にないから！』
無線でなんか言ってるけどちょっとほんとにイライラしてきた、もう頼むからさっさと倒して帰りたい。んで高めの化粧水塗って寝る！
「どうせ弱っちいやつのは美味しくないんだからー…」
ぼそぼそ呟いてると左前方から見えてきた敵兵。
こっから数えてざっと50人？結構少ないからさっさと終わる？
って思ったら俺を見つけた瞬間に銃を乱射してくる敵兵。
「俺今ムカついてんの！！だからさっさと散れ！！！」
構えたボウガンをところ構わず連射する。
面白いほどバタバタと倒れ込んでいく敵兵たちに俺も少しずつ口角が上がってきたけど、さっさと帰りたい俺は逃げそうな兵隊を仕留めるのは諦めた。
だから能力を使う。
「〜〜〜〜♪」
「は…？歌？」
「うわっ、こいつ目が青いぞ！！逃げろ！！」
はーいさっさと退場してくださーい。俺は帰りたい。刻印はしたからあとは任せた！
「いやーそれにしても」
血塗れの屍に俺の放った矢が突き刺さって、なかなかえぐい。けど、
「あー、いいにおい」
俺はこの血だらけになった戦闘のあとの匂いがたまらなく好き。まあ、血統か。
いつもならこの後暇つぶしてから帰るけど。
「涼太！！」
『ん、どうした』
「帰ったらトマトジュース！！」
『はいはい、用意しとく』
今日の俺は早く寝たいからさっさと帰る。
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No_002 渡辺翔太
中距離部隊隊長
美容に詳しい。肌荒れの原因になるため深夜の戦闘を嫌う。紫外線が強いから日中の外の戦闘も嫌い。
異常なほど肌が白い。トマトジュースをよく飲んでいる。
同じ隊の宮舘にしか話していないことがあるとかないとか。
能力：刻印 Siegeln
対象の人間の首元に自分の印を刻み込む。その印は噛み跡のように見え、彼の記憶と共に半永久的に消えずに残る。
目の青い彼の歌を聴いたら死ぬまで逃げられない。
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勿忘草『私を忘れないで』
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mu-pon(プロフ) - コメント失礼します。初めまして、mu-ponと言います。いろんな事情があったんですね。この小説がとても面白くいつ更新かなと街に待っていました！今からも大変だと思いますが頑張って下さい！応援してます！ (2020年6月30日 21時) (
レス) id: df04c4729a (このIDを非表示/違反報告)
藤菜 - 初めまして！佐久間大好き！あべさくコンビも大好きです！この小説とても面白いですね！頑張ってください！応援してます！ (2020年5月29日 10時) (レス) id: 624e77d1d4 (このIDを非表示/違反報告)
あんと(プロフ) - リクエストお願いします！ふっかさんが敵に誘拐されるお話が読みたいです。めちゃくちゃ好きなタイプのお話なので、今後も作品楽しみにしています！ (2020年5月25日 22時) (レス) id: 9203f39f18 (このIDを非表示/違反報告)
てんぷら(プロフ) - ゆり組のお話が読みたいです。2人の秘密に迫るというか、2人ならではの絆のお話しをお願いします。アバウトな感じですみません。。これからも応援しています。更新待ってます。 (2020年5月24日 19時) (レス) id: d802e6ae3c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 藜さん» すみません！間違えました (2020年5月23日 23時) (レス) id: c9acd22823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藜 | 作成日時：2020年5月16日 21時
