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化学を終え、
私たちは保健室に行った。
「あら、大人数でどうしたん？」
そこには保健室の先生と、先輩が1人だけで。
「先生、小瀧は？」
「え？淳太くん見た？」
「2年の小瀧望やろ？
見てへんで」
「うそ…」
来てないってどういうこと？
失礼しました。といって、出た私たち。
「来てないってどういうことやろか」
「さぼりちゃうん？！」
「せやな〜望なら有り得るな」
「ちょっとは心配しよや」
「それに教室に居るかも知れへんし」
「ほんまやな」
「ちょっと〜！」
「まあ、小瀧やから大丈夫やろ？な！」
「せやな！」
「どっからそんな自信でてくるん？
心配やな、A」
『うん』
真面目なのんちゃんが
サボることってあるのかな。
教室につくと、
『バックない…』
のんちゃんはいなかった。
それから１週間。
のんちゃんが学校に来ることはなかった。
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作者名：すのォ | 作成日時：2019年1月3日 23時
