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･14* ページ15
*小瀧side
「なぁ、Aに何があったん？！！」
「何がってなんやねん…」
久しぶりに学校にきた。
まあ、サボりやって言えば、
みんななんも思わへんやろ。
そこら辺はほっといて。
今はAが心配やねん。
やって、あんな沈んでたことないし
ゆずみと喧嘩じゃないかもやけど、
そんなことやってなかったし。
「恋の病ちゃう？」
しげがそんなこと言うから、余計心配になってもうて
「でもな、俺な負けたで〜」
って俺の机に顔をふせていうしげ。
「は。意味わからんわ」
授業が始まるのに
しげが、俺の机でこの世の終わりみたいにしてるから、
俺は仕方なく、しげの席についた。
後ろから見るAの背中は、儚くて
ほっとくことはできなかった。
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作者名：すのォ | 作成日時：2019年1月3日 23時
