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無事に中間テストが終わったと思ったら
もう結果発表をされる日になっていた。
この学校では、上位60位の人の結果が
張り出されることになっている。
「俺は見る必要ないな」
『諦めるのはやない?』
「やって、英語しかよくないもん」
「おっはよー!2人!」
『お、おはよ。しげ!』
「ちーっす」
「あれ?なんであんな人おるん?」
『今日、結果発表。見てこよ?』
「おー!そーなんや!いこいこ!!!」
人集りの中に入って、名前を探す。
「おー!俺あったで!!」
そう言ったのはしげで
「何位?」
「20位!!!」
『「えー!?」』
「まってまって、しげって頭良かったっけ?」
「それ、めっちゃ失礼やからな!!?」
『しげすごいやん!!!』
「ありがとうー!」
「遠目で嫉妬してるん?」コソコソ
「なわけ……って神ちゃん!!!」
『え?あ!おはよー!!!』
「おはよ」
そういう神ちゃんはのんちゃんを見てニヤニヤしてた。
「ねねねねねねねね!!!」
4人でわちゃわちゃしてると、
猛ダッシュで走ってくる人1人。
「私、今回載ってた!!55位!」
「え、おめでとう!」
『よかったやん!ゆずみ』
「まじ?天才になったか!?!」
「元々のんちゃんよりは天才やしー!」
「自分で言うなやw」
「えへへー」
「なんか、荷が降りたな!!」
『ほんとやなー、私、何点かまだわからへんけど』
「赤点じゃないの頼む!!!」
「『頼む!!!』」
「まーあ!俺らは大会にかけてるからな!」
「しげ以外なっ!」
「ちょい!俺もかけとるわ!」
「まあまあまあ、
レギュラー取れるように、がんばろーな」
そう言うとしげの肩を叩いて走り出したのんちゃん。
「こーーたーーきー!!!!」
それを追いかけるしげ。
「のんちゃん、
しげやって頑張ってんねんからww」
そうフォローする神ちゃん。
「楽しそーやな!!」
そう見つめるのが、ゆずみ。
ふとした瞬間が
本当に青春だ。と感じます。
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作者名:すのォ | 作成日時:2018年12月28日 15時