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のんちゃんの唇が、私の唇から離れる。
なんでこんなにも心臓が痛いんやろ。
「俺は本気やから。」
『、、、え』
のんちゃんは真っ直ぐで
幼なじみやから、嘘じゃない。てのは、すぐ分かった。
… … …
『ごめん、私帰るね』
「じゃおく」
『ひとりで帰れるから！！！』
そう言って私は走り出した。
なに大声だしてるんやろ。
別にのんちゃんは、、悪くないやん…。
ただ受け入れられなくて、
なんか苦しくて、
のんちゃんの顔見れなくて、
自分の気持ちが全然わかんないだけやのに…。
ごめんね、のんちゃん。
そんな走る姿を
「なにやってんねん、俺…」
髪をぐちゃぐちゃにして
呟くのんちゃんが見てるなんて知らない。
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作者名：すのォ | 作成日時：2018年12月28日 15時
