降谷零の癒し猫…。 (ページ7)

今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:39,640 hit

過去3 ページ7

零「桜智さん、ご飯できてますよ。」

風呂から上がった桜智に零が
焼きたてのオムライスを作った。
焼きたての卵の香りとほんの少し
上にかかっているケチャップの香りが
ミックスしている。

『わぁ！美味しそう‼
これ零さんが作ったの？』

零「(れ、零さん///////////)
そうですよ。口に合うかわからない
けど…よかったら！」

例の言葉を聞き入れた桜智は即、
テーブルに向かっていった。
その表情は向日葵のように輝いていた。

寝巻きは零の白のTシャツを
貸していた。桜智にはサイズが少し大きいので、
肩が少しはみ出ていた。

零(少し小さい方が良かったかな。)

だが、真面目に考えてた零の表情は
少し赤くなっていた…。

零(これじゃラッキースケベだな//////////)

『あの、どうしたの？零さん…。』

零「あ、あぁ！大丈夫ですよ‼
それと………あのぉ…

零さんて………/////////////」

おずおずと聞く零…。

『あ、あー。零さんになら、心を打ち
開けられるかなと、、思って…。』

零「心…ですか？」

『うん。わたし、学校の人たちとか
幼い頃の友達に、今まで下の名前で
呼んだことがないんですよ。

………みーんな私のことをお偉いさんて
思ってるらしくて…、お弁当のおかず交換するときは高級品だーとか、誕生日プレゼントは
高いワンピースですわーとか、
こんなの平等じゃなくて信用できないって
いつの間にか思っちゃって………。』

零「そうなんですか………。」

『だから、零さんは特別です。』

そう言って彼女は微笑む…。

『それと、桜智さんはやめてください。

せっかく縁があって親しくなったんだもの。
桜智でいいですよ。』

零「っっっ////////////////////

じゃあ、桜智…。」

『はい。零さん‼』

零「僕からもいいですか？
お互い、敬語はやめましょうか。
信頼できるなら、まずはそこからですよ？」

『あ、ごめんなさ…！

………ふふっ、ごめんね。零さん。』

そう言い、悪戯っぽく笑う彼女、

神様…、理性が吹っ飛びませんように…。

・