14話 ページ23
次の日、零が朝から桜智を連れ出し、
どこかに向かっていた。ドライブなのかなと、
心底ワクワクしていた桜智…。
車のハンドルを握る零の横顔に見とれていた。
零は真剣な顔でハンドルを回す…。
『れ、零さん…。ここは?』
目的地に着いたのか、桜智は目を丸くした。
車を停めた目の前には、見たことのない豪邸
があったからだ…。
零「大丈夫。俺がいない間、君を安全な場所に
預けようと思って…すっっごく頼りになる
知り合いがいるから………。ははは…。
あ…はははは〜。」
『零さん? 大丈夫………っていうか オレって。』
零「なんでもないさ。さぁ、降りて…。」
彼女は零のいうとおり、車から降りる。
“ 工藤邸” とかかれている豪邸に入る。
零は険しい顔でインターホンを押した。
赤「やぁ、待ってたよ。零君…。
それと………お嬢さん…。」
『あ………こんにちは………。』
出てきたのはモスグリーンの瞳をした、
顔立ちが整った男。顔といい体つきといい、
零に負けていない色気を出していた…。
『………。』
赤「自己紹介が必要だな。赤井秀一。
FBI捜査官だ。よろしく…。」
桜智は顔を青ざめ、、
『あのFBIってことは………!』
零「心配ないよ桜智。彼は今回の事件と
関係ない。他の依頼で日本にいるだけだ。」
そういうと桜智は胸をなでおろした。
赤「安心しろお嬢さん。
あんたのことは俺がしっかり保護する。
零君と一緒にね………。」
零は誰がお前なんかとというような目で
赤井を睨んでいた………。
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作者名:椿油 | 作成日時:2017年5月5日 11時