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10話 ページ18

〜inポアロ〜

翌日、零は朝から喫茶店でバイトをしていた。

蘭「ねぇ、きいた?紺野家のお嬢様
まだ行方が掴めてないらしいよ?」

上の階の毛利探偵事務所に住んでいる、
蘭さんが話していた。

園「あ〜、あの大和撫子でしょお?
一回だけ財閥同士でうちのおじさまと
紺野家の当主である桜智様のお父様が
対面したことあるってさ………。」


コ(あー、あの綺麗なお姉さん、
まだ見つかっ ………ん?)

蘭の家に居候している江戸川コナンが、
零の様子を見る。

蘭「え〜〜⁉だったら園子、桜智様のこと
生で見たことあるの⁉」

園「うん!一応パーティには出席してたの‼
んもぉ〜〜〜桜智様可愛かったわ!
赤い着物着ておめかしして!
お側にいた桜子婦人の袖を掴んでたの‼
初々しくて、よっぽど恥ずかしかったのね!」

蘭「えー!見てみたーい‼」


零「………//////////////////////////////」


零は密かに話を聞いていた。すると、

コ「ねぇ! 安室の兄ちゃん‼」

零「うわぁ‼ あ…どうしたのコナンくん⁉」


コ「ちょっといい⁇」



コナンはそう言い、盆を持ったままの
安室の手を引いて奥の部屋まで向かった。





蘭「ねぇ……。わたし、あんな安室さんの声
初めて聞いた気がする………。」


園「あ、あたしも……。」

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作者名:椿油 | 作成日時:2017年5月5日 11時

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