72.皆の行く末 ページ23
「超圧縮重り！」
どうやら、アレをつけると自分の体重の半分の重さがあそこにつくらしい。しかも、それを両手首と両足首。
「戦闘を視野に入れさせる為か。ナメてんな」
「……どうかな？」
◆◆◆
一回戦目は切島さんと砂藤さん。自分の番が来るまでは、各々好きなことをしてて良いそうだ。
私は作戦を一緒にたてるペアがいないので、モニタールームで戦いを見ることにした。
「あ、Aちゃん！」
「時雨さん……！ 相手ベストジーニストなんだよね！」
「あ、はい……。一人ですし、もう作戦なんて……」
「ウィ☆」
モニタールームにはお茶子ちゃん、青山さん、緑谷さんが来た。そして、救護役としてリカバリーガールさんがいる。
《切島、砂藤チーム。スタート》
機械の音声がして、始まった。
切島さんと砂藤さんのチームは、個性の限界によるリタイアで終了。
二回戦目、梅雨ちゃんと常闇さんのチームは、機転を利かせた梅雨ちゃん、そしてそれに応じることのできた個性による常闇さんが、エクトプラズム先生に手錠をかけたことで終了。
三回戦目、飯田さんと尾白さんのチームは、飯田さんが尾白さんを出口に投げて応援を呼び終了。
四回戦目、轟さんと八百万さんのチーム。序盤は不安だったが、八百万さんの作戦により一発逆転。相澤先生に手錠を掛けたところで終了。
体育祭後から曇っていた八百万さんの表情が明るくなったのを見て、嬉しくなった。
五回戦目お茶ちゃんと青山さんのチームは、終盤で十三号先生に押されていたが、お茶子ちゃんによる作戦で十三号先生に近づき、体術で手錠を掛けて終了。
「凄い、お茶子ちゃん……！ あの体術、ガンヘッドかな……？｣
六回戦目、上鳴さんと三奈ちゃん。二人は根津校長に徐々に徐々に攻められ、タイムアップでリタイアした。
相当悔しいだろうなぁ……。
七回戦目、口田さんと耳郎さんは口田さんの個性により、プレゼントマイク先生を無数の虫で気絶させ、脱出して終了。
あれは軽くトラウマになるだろう。
八回戦目、葉隠さん、障子さんチーム。これは障子さんが囮になり、葉隠さんがスナイプ先生に手錠をかけたことにより終了。
二人の連携が見れた。
九回戦目、峰田さんと瀬呂さん。
正直、瀬呂さんが眠らされた時点で終わりかと思ったら、峰田さんのオタク知識を活用させた作戦で、無事脱出し終了した。
十回戦目、緑谷さんと爆豪さんのチーム。
私は次だからと、モニタールームから出た。
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杏仁豆腐(プロフ) - まりもさん» すみません、今手直し中です！今までご指摘がなかったので「まあいいか！」で流してしまっていました……！ (1月10日 16時) (
レス) id: 83e1e19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 設定以外の名前変換が機能しておりませぬ… (1月10日 10時) (レス) @page1 id: 6f21c2cd01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅 | 作成日時：2023年12月19日 0時
