プッシーキャッツ！ ページ4
あれから一時間後
休憩だと言われ席を立つ。
座りっぱなしだったせいもあり、千柚はぐっと欠伸をして外の新鮮な空気を吸い込んだ。
「それにしても…見渡す限りなんもないね」
「つか何ここ、パーキングじゃなくね？」
「ねえアレ？B組は？」
キョロキョロと周りを見回してみるが、目立ったところは何も無い
まさか本当に休憩だけ!?
不思議に思っている彼女らに、ようやく相澤は口を開く
「何の目的もなくでは意味が薄いからな」
「よーうイレイザー!!」
「ご無沙汰してます」
相澤がぺこりと挨拶をした先に目を向ける
そこには2人の女性
「煌めく眼でロックオン！
キュートにキャットにスティンガー！
ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!」
「今回お世話になるプロヒーロー
『プッシーキャッツ』の皆さんだ」
ビシ！とポーズを決めたプッシーキャッツに、千柚はキラキラと目を輝かせる
「ほ、本物だぁ！連名事務所を構える4名一チームのヒーロー集団！ワイプシ！」
「山岳救助等を得意とするベテランチームだよ！キャリアは今年でもう12年にもなる…
へぶ！」
ピクシーボブが緑谷の口を即座に抑え、心は18！と叫ぶ
「千柚ちゃん、意外とヒーロー詳しいんやね」
「っていっても、好きなヒーローだけだけどね」
恥ずかしそうに笑う千柚に、お茶子もつられてふふと笑った
それにしても、プッシーキャッツにお世話になる…って、どういう意味だろう。
何かするのかな？
「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね。
あんたらの宿泊施設はあの山のふもとね」
「遠っ!!」
ピッと指した先には山、山、山
本当にあの先にあるのかも怪しいぐらいの山だ
しかし、それを聞いて周りはザワザワし始める
「今はAM9:30、早ければぁ…12時間前後かしらん」
「ダメだ…おい…」
「戻ろう！」
ダッとバスに駆け込もうとするクラスメイトたち
プッシーキャッツは楽しそうに声が弾んでいる
「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」
「悪いね諸君」
相澤がそう言った刹那、ゴゴゴと音が響く
そして巨大な土塊が波のように襲いかかり、生徒達は宙に浮く
「合宿はもう始まってる」
「私有地につき"個性"の使用は自由だよ！
今から三時間！自分の足で施設までおいでませ！」
「"魔獣の森"を抜けて!!」
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きちきち(プロフ) - 亜純さん» ありがとうございます ！頑張ります!! (2018年8月9日 12時) (
レス) id: 904a2e705a (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 最ｯ高です! 更新頑張ってください!! (2018年8月9日 3時) (レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
laila(プロフ) - きちきちさん» そうですよ！よかったです( ´ ω ` )はい！頑張ってくださいね！ (2017年10月5日 12時) (レス) id: 252b27c170 (このIDを非表示/違反報告)
きちきち(プロフ) - lailaさん» ご丁寧にありがとうございます。この世界、評価だけじゃないですもんね！(広すぎる)安心してください、低評価来てもいつもと何ら変わりませんので！更新頻度遅いですが、よろしくお願いします (2017年10月4日 23時) (レス) id: 904a2e705a (このIDを非表示/違反報告)
laila(プロフ) - 低評価あるみたいですけど気にしないでくださいね！私は最初から読みやすくて好きですよ！これからも応援してますね！ (2017年10月4日 11時) (レス) id: 252b27c170 (このIDを非表示/違反報告)
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