デカうさぎとチビうさぎ。 (ページ2)

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１話＿＿＿。ページ2

ある日の朝＿＿＿＿＿＿＿。

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

「ぬぁ……眠。」

枕元にある目覚まし時計を慣れた手つきで止め、
開かない目を頑張ってこじ開け、時計を見ると

7：58………………え？家出る予定2分前なんだが。

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

「あぁもう
入学式なのに寝坊とかありえないっつーの！」

本当は気合を入れるはずの

髪の毛も適当にゆるーく巻いて＿＿＿

メイクも程々に＿＿＿

あとは制服＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「ってデカ」

鏡の前でピンッと両腕を広げてみるけど、
手の指も袖から出てこないし。

スカートの裾も膝より結構下。

いかにもデロンデロンのブッカブカって感じ。うん

「もうこのまんまでいいや。」

ｶﾞﾁｬｯ

「行ってきマース」

うん、間に合わない。走るしかないよね。うん。

「うっし。走るぞ。」

そして私は新たな学校生活への1歩を踏み出しt ﾄﾞﾝｯ

「ｸﾞﾍｯ。」

？「あ、すいません」

「いえ、こちらこそ
ぶつかってしまってすいませんでした！」

ぶつかった人にぺこっとお辞儀をして
私は再び走り出した＿＿＿＿＿＿。

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

やばい。この調子じゃ絶対間に合わない。