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あれからリーダー君とやらとAは二人だけの世界で盛り上がったままだ(相変わらずキヨは一人黙って一歩後ろをついて歩いている)。
メモとカバン持ってるから私が会計するよと言って委員会費用を貰ってレジに向かうA。レジ袋を持って出てきたAにキヨが話しかけるよりも先に俺が持つからと声をかけ、えっありがとうっ!と嬉しそうに笑顔を向けるAにまたもや嬉しそうな顔を見せるリーダー君。
やべー、これ今キヨの顔見れないわ。自身のスマホで時間を確認すると14時30分とまだ日は沈んでなくて、帰宅するには早い時間だがここは黙って帰るのが得策だろ、と俺と同様''ああ察し''状態のレトルトを連れて先に帰宅した。
『お忙しい中わざわざありがとうね、桐月さんと話せて楽しかったよ』
A「いえいえ、こちらこそご丁寧にありがとうございます…ってか名前呼び捨てでいいよ」
『おっけ!じゃあ9月にまたね、A』
「うん、じゃあね」
ばいばーい、と手を振りながら今朝の集合場所で委員会の集まりは解散となった。
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作者名:ねむ | 作成日時:2021年2月6日 13時