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雨の放課後《綴×恋一》澪さんリクエスト ページ3

※学パロです。

恋一side

最近、綴がずっと僕を眺めてくる。

何も言わずに無言で見てくる。

久し振りに綴と帰ることにした。

「綴、帰ろ?」

「ああ」

靴を履き外を見ると土砂降りだった。

「雨…土砂降りだ…傘無い…」

「傘、持ってるから一緒に入る?」

「うん!」

「じゃ、おいで」

綴の微笑む顔なんて久し振りに見た。

妙な相合傘に緊張をしてしまった。

その上、綴が腰を持つから

ドキドキが止まらなくなってしまった。

「恋一、久し振りに僕ん家寄る?」

「いいの?」

「服とかもびしょびしょでしょ?着替えたら?」

「有難う」

綴が何を考えてるなんて

僕は知らなかったんだ…。

「お邪魔します…」

「僕、独り暮らしだから大丈夫だよ」

「え?!僕もだよ!」

「ふふ、じゃあ好都合だね」

「え?」

「んーん、何も」

綴の家に来るのなんて久し振り過ぎて

独り暮らしになってたのすら知らなかった。

「これ、着てね」

「あ、有難う」

「お風呂入っておいでよ」

「うん」

浮かれてたんだ。

綴が家に入れてくれて。

お風呂から出て

服を着ると何故か甘い匂いで

意識が遠のいてきた。

「…つ…づ…く…」

「恋一!」

一瞬、綴の目が笑っていた気がした。

僕は知らない方が良かったのか。

でも知らなければこの先の未来が

無かったかもしれない。

----------------
百四十五話目。
澪さんリクエスト有難う御座います。
昨日更新出来なくてすみません。
頑張って更新します。

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彩夏@麺の娘(プロフ) - みんみんさん» 死ぬ時は安楽死がいいなあと思います。 (2017年1月10日 22時) (レス) id: 2e6380892b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - 彩夏@麺の娘さん» わかります ! …自分は将来平和に永眠したいものです… (2017年1月10日 22時) (レス) id: b584b0deb7 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏@麺の娘(プロフ) - みんみんさん» 落ち着きますよね。安らかな気持ちになれますね。 (2017年1月9日 20時) (レス) id: 2e6380892b (このIDを非表示/違反報告)
彩夏@麺の娘(プロフ) - 澪さん» 悪口を言う人には言葉を濁して、ふわーっとやめたらって言いますね。私も嫌いですもん。 (2017年1月9日 20時) (レス) id: 2e6380892b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - 彩夏@麺の娘さん» はい、すごく落ち着きます、一緒にいると 笑 (2017年1月9日 20時) (レス) id: b584b0deb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩夏@麺の娘 | 作成日時:2016年10月8日 22時

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