Sunset ８ ページ8
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彼がこの部屋を出て、私は暇になって二度寝した
もう一度目が覚めたのは７:００丁度
最近では、目覚まし時計がなくても
クセになって体が勝手に目覚めるようになった
うがいをして、朝食を食べて、歯磨きして
着替えて、髪をセットして、化粧して…
朝の一連の支度をして、今日も私はお気に入りのバッグを肩にかけて仕事へ行く
“「行ってらっしゃいA」”
『……行ってきます、ホソク』
もう二度と、毎朝私を見送ってくれたその笑顔を見ることはできないけれど、家を出る前にこれだけはどうしても言うのをやめられなくて
“『今日の夕飯は何がいい？』”
“「Aがいー！」”
“『分かった夕飯は抜きね？』”
“「ねえって、なんでそーなんの笑」”
もうそんな、ありふれた些細な会話をすることもできないけれど、彼との時間は、生涯永遠に忘れられないものになるだろう…
《次は〜○○公園前〜○○公園前で停車致します》
『すみません、降りますっ』
朝のこの時間帯のバスは意外と混んでて、やっと椅子に座れたかと思えばあっと言う間に停留所に到着していて、人混みをかき分けながらいつもバス停を通り過ぎようとするギリギリで下車するのが日課
一昔前の私だったら、前日の晩に繁華街の路地裏で仲間とたむろってタバコ吸って酒飲んで酔い潰れて…朝はボロ屋のアパートの畳で雑魚寝して二日酔いで大学サボって、そんなだらしない生活を送っていたけれど
就職して社会に出て、野良猫みたいに暮らす毎日が自分でも惨めに見えて、新しい人生を切り出そうとそれなりに努力して真面目に稼ごうとした
でもさ…私って、かわいそうなことに親には恵まれてなくてさ
幼い頃からまともな教育受けてなかったし、要領も悪いし愛想も無いしで、そんなんで社会に出ること自体が無謀で、案の定全然上手くいかなかった。
嫌なことは全て酒に任せて、貯金はたいてお高いバーでオシャレに呑んで
“出来損ないの女”が“デキる女”を装う
結局は自分のプライドが許せなくて、尋常じゃない虚しさとは裏腹に、悲しさを通り越して唯一それだけがその日１日の至福の時間だった。
そんなある日の仕事終わり
いつものバーで奮発してテキーラを飲んでいると…
“「お姉さんお酒強いんですか？
…よかったら俺と勝負しません？笑」”
突然現れた、ニコニコ笑顔の好青年
それが私と彼の出会いだった
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みれい(プロフ) - ほそくさんがいい男すぎて泣いていますもうこれだから涙涙……ほんと消防士役やってほしいです号泣もうほんとかっこいいですほそくさん(号泣)更新ファイティンです！(；＿；) (2017年7月9日 19時) (
レス) id: f27200bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - みれいさん» さっそくお読みになって頂きありがとうございます！チョンさん、、消防士させてみたかったんですよね（笑）初恋ジレンマもがんばります！！これからもよろしくお願い致します！（ ; ; ） (2017年7月7日 13時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - ちょ、ちょんさんと言うことは、、、考えただけで涙がとまりません……消防士かっこよすぎます(；＿；)涙ちょちょぎれです(；＿；)ゆんぎさんが、どう主人公に絡んでいくのか楽しみです！初恋ジレンマも更新ファイティンです！応援しています！ (2017年7月7日 10時) (レス) id: f27200bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月7日 7時
