Sunset ４９ ページ49
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「トゥッペギ２つ」
出てきたものは済州島の海の幸を贅沢に使った海鮮スープ
『わっ！すごい！おいしそー！』
「食ったことねえの？」
『ないよ！済州島初め来たし！』
「あ、マジ？俺もねえけど」
何が言いたいんだろうこのおじいちゃん！
食ったことないくせドヤ顔してるし(サングラス越し)
たけどそれよりスープ！
とにかく匂いが良い！
早く食べたい！！
『いただきます！』
「おう」
『ん〜超おいしい！！』
「うめぇな笑」
久々に２人で食べる夕食は
海鮮よりも新鮮で、美味しかった
「これがしたかったんだよ」
『んー？』
「俺もおまえも行ったことがない場所に行って、たまには子どもみたいに遊び回って、上手いもん食ってって…」
『最高の思い出だねっ』
「まだまだこれからだぞ」
『まだあるの？』
「おう、見せたいものがある」
そう言ったユンギはフッと笑って
箸を持つ手を急がせた
「早く食え、次のとこ行くぞ」
『え？ちょ、早いから笑
ゆっくり食べさせてよ〜』
「…ごほっ、ごほっ…！」
『ぷっ笑 焦って食べるから詰まらせるんでしょ笑』
「…ごほっ、ゆっくり食おうなA」
『ちょっとほんとに笑いとまんないんだけどw』
こういうお茶目なユンギはかわいくて
たまらなく愛しくなった
もう、あの時の“弱さ”は微塵もない
彼は変わった
絶望に満ちていたあの頃より強くなって
仕事も成功して、大きくなった
そして何より、遠くなった
“『っ、生きたくても生きられなかった人が
この世に何人いると思ってんの？！！』”
“「だったら…消えたくてもそれができない俺は
どうすりゃいいんだよ……」”
消えることを望んでいた彼はもういない
“「つらく悲しい人生なんて、いつ終わらせるかは俺の勝手だろ…」”
“『けどそれは今じゃない。
きっといるから、あなたを必要とする人が
あなたを心から愛する人が…』”
そして私が、あなたを愛した
“「…もう嫌と言うほど“愛してる”と言われたよ。
けど、そのどれもが嘘なんだ。
誰もほんとの俺を知らない。
そして俺も、どれが本物の自分なのか分からなくなった。
こんなはずじゃなかったのにな…俺の人生って…」”
あの時、彼は涙を流さなかった
それでいて深い悲しみと絶望を零れさせた
孤独な彼を抱きしめたのは
…正解だったのか、間違いだったのか
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みれい(プロフ) - ほそくさんがいい男すぎて泣いていますもうこれだから涙涙……ほんと消防士役やってほしいです号泣もうほんとかっこいいですほそくさん(号泣)更新ファイティンです！(；＿；) (2017年7月9日 19時) (
レス) id: f27200bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - みれいさん» さっそくお読みになって頂きありがとうございます！チョンさん、、消防士させてみたかったんですよね（笑）初恋ジレンマもがんばります！！これからもよろしくお願い致します！（ ; ; ） (2017年7月7日 13時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - ちょ、ちょんさんと言うことは、、、考えただけで涙がとまりません……消防士かっこよすぎます(；＿；)涙ちょちょぎれです(；＿；)ゆんぎさんが、どう主人公に絡んでいくのか楽しみです！初恋ジレンマも更新ファイティンです！応援しています！ (2017年7月7日 10時) (レス) id: f27200bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月7日 7時
