Sunset １５ ページ15
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＿＿＿あれから、１ヶ月が経った
-ｶﾞﾁｬﾝｯ
『………っ、ユンギ！！』
彼が私の前に現れるのは、いつだって突然だった。
『はぁっ、会いたかった！』
「……俺も」
いつも通りに帰宅して、玄関を開ければ数日ぶりに見るブランドの靴があって
はっ、となって部屋の中へ駆け込めば
案の定、ただ微笑んで立っているユンギがいて
『なんでいつも連絡くれないのっ、！』
「悪ぃ。もっと前に帰国してたんだけどなかなか時間作れなくて。いつおまえんとこに来れるか分かんなかったからあんま期待させないように…」
しっかりとその華奢な体に飛びつけば、逞しくはないけれど、私を受け止めて抱き締め返してくれる腕があって
「俺も会いたかった。待たせてごめんな」
『…ごめんはなし』
「ああ、待っててくれてありがとう？笑」
私を包み込むその背中は、決して大きくもなく
私の背中に回された掌は、決して暖かくもなく
いつも“ごめん”ばかりで
私が言って欲しい言葉はそんなんじゃないけれど…
『お仕事お疲れ様』
「ああ、おまえもな…」
その冷たさには、確かな“愛情”があることを
…私は知っているから
『どれくらい一緒にいられるの？』
「あと３０分くらいかな…夜に撮影入ってて」
『そっか…』
「A…ほんとごめ…っ」
無機質だけど、優しくて
強いけれど、繊細な
ユンギのことは全部分かっているから
とびきりの愛を込めてキスをした
『今謝ろうとしたでしょ？』
「いいや？ちょっと太った？って言おうとした」
『はあ〜？』
「くくっ笑」
前よりも荒れてる肌
傷んだ髪の毛
冷たい体温
また触れられることが、この上なく幸せだ
「あ〜帰りたくねぇ」
『今が一番いい時なんだから、頑張りなさい！』
「そうだけどよ…人気になりすぎて怖いんだわ。上がるだけ上がったら、後は下がるだけだろ？」
『自分で限界を作らないの！まだ少し上がっただけで頂点はまだまだ先よ？』
「…そうだな。まだまだ頂点は先か…」
『そうよ？上を向いて、不安でも今まで通り這い上がるのよ。先のことは考えちゃダメ。何も恐れず今は今を楽しむの』
「いいこと言うな」
『昔から私はこうだったでしょ？弱気なユンギを締め直さないと！』
「怖いこと言うなよ笑」
私には、こんなことしかできないから
「それじゃあ、またな」
『バイバイ』
ただあなたを待つだけだから
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みれい(プロフ) - ほそくさんがいい男すぎて泣いていますもうこれだから涙涙……ほんと消防士役やってほしいです号泣もうほんとかっこいいですほそくさん(号泣)更新ファイティンです！(；＿；) (2017年7月9日 19時) (
レス) id: f27200bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - みれいさん» さっそくお読みになって頂きありがとうございます！チョンさん、、消防士させてみたかったんですよね（笑）初恋ジレンマもがんばります！！これからもよろしくお願い致します！（ ; ; ） (2017年7月7日 13時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - ちょ、ちょんさんと言うことは、、、考えただけで涙がとまりません……消防士かっこよすぎます(；＿；)涙ちょちょぎれです(；＿；)ゆんぎさんが、どう主人公に絡んでいくのか楽しみです！初恋ジレンマも更新ファイティンです！応援しています！ (2017年7月7日 10時) (レス) id: f27200bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月7日 7時
