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『ジンくんが私を好きになった理由ってなんですか？』
何も予定のなかった日曜日の午後
ジンくんに「図書館に行かない？」と誘われてやって来た市内の図書館の木造りのテーブルで、向かい側に座って読者をしている彼にそんなことを聞いた
そう聞いたのは無意識だった。
言ってすぐ、何を聞いているんだと恥ずかしくなる。
「……え、？」
『あ、いや…ちょっと気になって…』
ドラマとか映画とか、ミュージックビデオによく
あるような…窓から木漏れ日が差す静かな空間
不思議そうな顔をして私を見つめるジンくんの
茶色い髪は、日に照らされてより一層綺麗に見えた
「ははっ、いいよ？教えてあげる…」
パタリとしおりを挟んで読んでいた本を閉じた彼
表紙には「星の王子様」と書いてあって、
ジンくんらしいな…と、ちょっと微笑ましかった
「俺実はさ、昔はかなーり地味だったんだよね？笑」
『むかし？』
それって、この間ユンギが言ってた…
“「Aは知らないもんな？
昔のジンヒョンのこと…」”
と関係してる？
「うん、って言ってもそんな前の話じゃないよ？
その頃既にAちゃんとは出会ってたし…」
『え？』
「…やっぱり、覚えてるわけないか笑」
そう言って笑いながら頭を掻いたジンくん
…ジンくんが昔はかなり地味だった？
しかもその頃の彼を私は知っている…？
ウソ、私の中でのジンくんは出会った時から
華やかな存在だったはず…
「あれはAちゃんやユンギが入社して
まだ間もない頃かな？…覚えてない？
大量の資料を床に派手にバラまいた社員がいて、
それをAちゃんが一緒に拾ったの」
『え〜っと……』
私とユンギが入社して間もない頃…
床に大量の資料ばらまく…
私が一緒に拾う…
検索。←
『あ、そう言えば！』
そんなことあった気がする！
確かあれは私が残業で遅くまで残ってた時の話…
オフィスには私ともう１人の男性社員がいて
その人いつも黒縁メガネに前髪も異様に長くて
口数も少ないしミスも多くて何度か上の人に
怒られてるのを目にしたような…多分その人のこと？
「そうそう！それでその冴えない社員がさ、
腕に抱えてた大量の資料を
バァーって床にバラまいて…w」
『おっちょこちょいだったんでしょうね笑』
だんだんと蘇る記憶
そう言えばあの社員さんって一体…
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アヨン(プロフ) - たまねぎさん» お褒めのお言葉誠に感謝致します！（笑）ソッチニのペットなだけあって、やってる事はぶっ飛んでますw w w楽しく書いた勢いでふざけまくりました作者w w w (2017年9月25日 6時) (
レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
たまねぎ - 展開が最高ですwチャングsideナイスですねww (2017年9月24日 18時) (レス) id: ea9a3b0bb1 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - まっさんさん» ヌナが免許を取らせてくれたらこんなことには、、愛する人のためなら、多少の無理もお安い御用です。(ジョングク心の叫び) (2017年9月14日 22時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
まっさん - チャリで全力で車追いかけたジョングクに草生えますwww (2017年9月14日 20時) (レス) id: 4d229e5918 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - モフモフさん» ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるようがんばります！ (2017年9月12日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年8月31日 9時
