番外編 -Sunrise- �� ページ26
■ジョングクside
『ほんとに行くの？』
母さんは心配そうに眉を下げながらも、反対はしなかった
母さんはいつも、俺のしたいことに反対はしない
「心配しないでよ笑 今日中に帰ってくるから」
おもむろに握った母さんの白い手はカサカサだ
今までたくさん俺に愛情を注いで
俺をここまで育ててくれた大好きな手
「行ってきます、母さん」
『気をつけてね？行ってらっしゃい』
待ってて母さん
母さんは望んでないかもしれないけど
俺、父さんに言いたいことあるんだ
一発ガツンと言ってやりたいことが…
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
「会わせてくださいよ！俺は他みたいに芸能人に会いたくて来たんじゃないんです！」
「さっさとどけ小僧が！芸能人目当てじゃなくてここに来るやつがいるもんか！」
「俺はミンユンギと知り合いなんです！」
「みんなそう言って来るんだよ！ほら、さっさと帰れ！通報するぞ！」
「俺はきゃーきゃー言う女じゃない！男だ！」
「そういうことを言ってるんじゃない！！とにかく部外者は立ち入り禁止だ！」
やっーとソウルに到着して方向も間違えずにBIGHITなんてろかんてろに着いたってのに…
何のためらいもなく中に入った瞬間
スタッフに止められてひと騒動←今ココ
「ミンユンギの息子だ！」なんて言って信じてもらえるはずもなく、返って頭おかしい人みたいになるから説得するのに苦戦するさなか…
「え、何してんの」
「気にすんな、おまえのファンだってよ笑」
「あ？俺がファン？！」
財布だけ持ってコンビニにでも行こうとしていたのか、帽子とマスクとサングラスで顔の隠れた男が現れた
その人は俺の顔をただ黙って見つめた(目は見えないけど多分)
「っ、離してください！俺はほんとにミンユンギって人にちゃんとした用があるんです！その人を呼んでください、俺の名前を聞いたら分かるはずだから…騙されたと思ってさ、ね？」
得意な笑顔でスタッフのおじさんに駄々をこねるけど…
「………おまえアイドル向きのビジュアルだな」
「は？」
「今度スカウトしてやるから今日は帰った帰った〜」
「はぁ〜？」
残念ながら作戦失敗
学校ではみんなイチコロなのにな←
諦めかけて、また新たな作戦を考え始めた時
ずっと黙って見ていた男が口を開いた
「俺に何か用？」
「あなたじゃなくてミンユンギさんにです」
「俺だけど？」
「え……」
「ミンユンギ」
.
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アヨン(プロフ) - yunさん» 初めまして！コメントありがとうございます！自信が無かったのでそのお言葉とても嬉しいです（ ; ; ）ヌナボタも読んで頂いたみたいで本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年4月24日 4時) (
レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
yun - はじめまして！ このお話初めて読んだんですけど､ 涙が止まらなかった…ｗとにかく！ すごい感動しました！ ヌナボタも面白かった！ 頑張って下さい！ (2022年4月23日 22時) (レス) @page33 id: 4aa2ab62b7 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ありささん» 本当ですかぁ！！まさかそのような嬉しいお言葉を新年に頂けるなんて、コメント自体久しぶりなことで思わず目が潤みました。このような素敵な読者様に恵まれるなんて幸せです。人気が全てではないですね。最近執筆がなかなかできていませんが、これからも頑張ります！ (2020年1月21日 4時) (レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - はじめまして！アヨンの脳みそを拝見していたら、このお話は人気ないとあったのですが、完結から3年近く経った今も、しかもテテペンの私が唯一読み返すお話であるほど、このお話が大好きです（ ; ; ）いつか、また番外編が読めることを願っています(*´-`) (2020年1月20日 23時) (レス) id: 38fc1b39da (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ゆうさん» 本当ですか？！わーそれは大変嬉しいです（ ; ; ）なんと言って感謝すべきか、、ゆうさんのおかげでこのお話を書いてよかったと心から思います。本当にありがとうございます♪ (2017年11月3日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月30日 6時
