Sunset ７０ ページ20
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＿＿＿３年後
私はここへ来て必死に勉強して、やっとナムジュンの秘書として働いている
家賃も生活費も、ようやく自分の給料で賄えるようになったって頃かな…
「ままぁ〜ブーブ！」
『車のおもちゃはこの間買ったでしょー？』
「ううん！！ブーブ！ブーブ！」
『わがまま言わないのよジョングク。
わ、あれ見て〜！あの車かっこいいね〜
ママが貰っちゃうよ〜？』
「ん！ん！だめ！！ぐぅの！」
子育てをしながらの仕事は大変だけど、ナムジュンが特別に許可を出してくれて職場にジョングクを連れていけるし、環境の整ったところで育てられるから、３歳になったジョングクもぐんぐん成長していってる
「ままぁ〜」
『ん〜？』
「おかちたべたい！」
『ダメよ、まだご飯食べてないでしょ？』
「やーだ！おかち！」
『ご飯が先！笑』
くっりくりの真っ黒な瞳で
ピンク色の唇をぷくっと尖らせて
ほんとかわいいったらありゃしない笑
『ちゃんとご飯食べたらおかしもいいよ？
後からブーブも買いに行こうか？』
「うん！」
真っ黒な髪をぴょんぴょん跳ねさせて喜ぶの
走り回るのが大好きで、一緒に買い物行くとすぐ手を離すから怖くて怖くて…笑
〜〜〜♪
『あ、この曲…』
アメリカへ来てやっと、私は防弾少年団の凄さを知った
韓国にいるとユンギのことを思い出してばかりでいそうだからここへ来たのに、どこの店でも防弾少年団の曲が流れている
…まさか、こんなに有名だったなんて
そんな人を愛していたかと思うと
ちょっぴり鳥肌がたつ笑
「まま、ぐぅこのきょくしってる〜」
『あーあーよだれよだれ笑
ほんと？ジョングクは曲覚えるの得意ね？』
時折ユンギが恋しくなる
考えないようにしているけど
それでも会いたさが募ってたまらなくなる
無性に苦しくなって涙を流すこともあった
そんな時に、私は彼の曲を聞いた
以前の私ならありえなかったけど、どういう風の吹き回しなのか
歌っているユンギもファンの前で笑っているユンギも、あの時の暗いユンギじゃなくて、心から歌手を楽しんでいるユンギに見えたんだ
「ままぁ、これがいー！」
『はいはい笑』
ユンギ元気？
私は元気よ？
ジョングクも元気
私ね、今すっごく幸せ
だからユンギも、幸せになってね…
愛してる、永遠に。
あなたは私の太陽だから
ちょっぴり冷たい、太陽だから
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アヨン(プロフ) - yunさん» 初めまして！コメントありがとうございます！自信が無かったのでそのお言葉とても嬉しいです（ ; ; ）ヌナボタも読んで頂いたみたいで本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年4月24日 4時) (
レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
yun - はじめまして！ このお話初めて読んだんですけど､ 涙が止まらなかった…ｗとにかく！ すごい感動しました！ ヌナボタも面白かった！ 頑張って下さい！ (2022年4月23日 22時) (レス) @page33 id: 4aa2ab62b7 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ありささん» 本当ですかぁ！！まさかそのような嬉しいお言葉を新年に頂けるなんて、コメント自体久しぶりなことで思わず目が潤みました。このような素敵な読者様に恵まれるなんて幸せです。人気が全てではないですね。最近執筆がなかなかできていませんが、これからも頑張ります！ (2020年1月21日 4時) (レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - はじめまして！アヨンの脳みそを拝見していたら、このお話は人気ないとあったのですが、完結から3年近く経った今も、しかもテテペンの私が唯一読み返すお話であるほど、このお話が大好きです（ ; ; ）いつか、また番外編が読めることを願っています(*´-`) (2020年1月20日 23時) (レス) id: 38fc1b39da (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ゆうさん» 本当ですか？！わーそれは大変嬉しいです（ ; ; ）なんと言って感謝すべきか、、ゆうさんのおかげでこのお話を書いてよかったと心から思います。本当にありがとうございます♪ (2017年11月3日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月30日 6時
